日本株、とどまるところを知りません。
日経平均株価は8営業日続伸で終値は節目の3万1000円を上回りました。
1990年7月26日以来およそ33年ぶりの高値で
バブル後の戻り高値を更新し続けています。
解散総選挙が意識されているようです。
今解散総選挙なら勝てる、こうした思惑が
安定した政権運営➡政策実現期待につながり日本株が物色されている、
といったところでしょうか。
※追記
日本株の強さの背景、自社株買いもありますね。
PBRを高めよう、ROEを高めよう、
というわけで自社株買いが旺盛です。
■5月の「自社株買い」 総額3兆2000億円超で過去最大
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230522/k10014075251000.html
企業が1か月間に発表した自社株買いの総額としては
去年5月の3兆1200億円余りを上回り、過去最大
週明けも、米債務上限問題において
「マッカーシー下院議長が交渉に悲観的」などというニュースがありますが、
米国の問題で日本株が一層売られるという脆弱なマーケットから
日本市場、ようやく卒業できたのかもしれません。
今夜は、要人発言でドル金利が上昇しています。
セントルイス連銀のブラード総裁
「今年あと2回の0.25%の利上げ必要」
「今年中に50bpsの利上げを行うだろう」
「労働市場が堅調なうちにインフレと戦いたい」
ブラードさんは超タカ派メンバーなので、驚きませんが
市場が結構敏感に金利高で反応しています。
その可能性は否定できないと考える向きもあるということでしょうか。
先週パウエル議長がハト派発言をしてドル安となりましたが
やっぱりトレンドはドル安修正、持続的円安なんですね。
ドル円、クロス円はしっかり上昇基調にあります。
米金利はシリコンバレー銀行破綻からの金融システム不安で
急落してから低い水準で揉み合っていましたが
この2ヶ月のレンジ上限を超えて浮上してきました。
※米国債利回り一覧 1ヶ月金利は債務上限問題を反映か。Fedウォッチの金利先物市場の動きを確認すると
9月FOMCでの利下げ開始折り込みがかなり後退しており
年内利下げ開始は11月の可能性を織り込んでいます。
この年内の利下げ開始確率がさらに後退するようなら
さらに市場金利は浮上し、ドル高となりうるかと考えます。
まあ、それは米景気指標次第ですけれど。
今週は26日金曜に発表される PCEデフレータに注目ですね。
6月に利上げがあるのか否かは、現在のところまだ定かではありませんし、
金利先物市場では6月利上げは織り込まれていませんが、
足元で市場金利の上昇が続いているというのに
バンカメは株に強気。
■S&P500種の年末ターゲットを7.5%引き上げ-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-22/RV1W9ODWRGG001
・S&P500種株価指数目標を4300ドルと従来の4000ドルから7.5%引き上げた
一方、モルガン・スタンレーのストラテジストは弱気。
■米株上昇は新たな強気相場の始まりではない-モルガンSウィルソン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-22/RV1WLHDWX2PS01
債務上限問題で急落する局面があれば、買いたいという投資家が多い気が
しますがどうでしょうか。。。
ただ、今は米株より日本株ですね。
カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。
1.0831よりちょっと上においたストップ執行されず再下落。
ドル円136.14円ロングは137.60でポジション消滅・・・
今日の底値圏でした。
先週のパウエル議長の6月利上げ休止の可能性に言及したことが
気になっていて、週明け再下落の可能性を回避しようとしたら失敗。
再びドル円上がってしまって残念無念(*_*)
またどこかでドルロング狙います。
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