5月29日(月曜)日本株市場軒並み高。
週末に「債務上限問題基本合意」の報道があり
安心感からか、日本株は大きく上昇して始まりました。
日経平均は 31,233.54円 +317.23円
TOPIX 2160.65 +14.81円
マザーズ 733.46 +7.77 と軒並み高で終えていますが
日経平均やTOPIXなどのインデックスは寄りつき天井となり
上げ幅を削る展開での高値更新でした。
今日は英国市場はスプリングバンクホリデー、
米国市場はメモリアルデーのため休場となるため
買いが続かなかった、むしろ手仕舞いもあったかと思われます。
今夜は欧米市場球場で静かに推移すると思われます。
また、今日の日経平均の上昇(317.23円)のうち 85.40円は
ソフトバンクGによるものでした。
今日はソフトバンクGの報道が色々出ていましたが
どれが大きく評価されたのか。。。
そしてこれの上昇が続くのか、私には判断できませんが
日経平均寄与度が高い銘柄だけあって
ソフトバンクがようやく底入れして上昇を始めたというなら
日経平均の強い牽引役となってきます。
■ソフトバンクGがスリム化、投資事業で人員削減-銀行借入も縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-29/RVE6P9T0AFB401
■ソフトバンクGが後場に急伸、英アーム「TCS23」発表で半導体株着目の資金流入
https://minkabu.jp/news/3615595
■ソフトバンク版AIチャット、全社員2万人に導入
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1504281.html
■「黄金期」のプライベートクレジット、ソフトバンクGも参入計画か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-29/RVEDJ3T0G1KW01?srnd=cojp-v2
ドル円相場も東京時間オープン直後には140.91円まで上昇
141円台目前で失速し丸剤140.20円台まで下落しています。
今夜は米市場が休場ですので、海外勢が入ってこない。
ということで今日の値動きはあまりアテにならないかもしれませんが、
足元のドル円の上昇は、米追加利上げ観測と年内利下げ開始期待の後退による
短期金利の急ピッチな上昇に相関していたと考えられるため、
米利上げ観測が高まっているのに6月FOMCで利上げしない、とか、
米金利上昇に歯止めがかかるような展開となれば
ドル相場上昇も一服すると考えています。
その意味では、今週金曜に出てくる米5月の雇用統計の数字は重要。
これが予想を下回ればドル金利上昇も一服、
ドル円上昇も一服するでしょう、多分。
Fedウォッチではすでに、
現時点の金利水準からの年内に利下げする可能性はなくなりました。
今の金利水準から金利が引き下げられるのは1月、
という折り込みになっています。
6月FOMCで1回利上げするという折り込みは6割近くにも上っており
これが足元の金利急上昇の背景にあったと見られますが、
それ以上の追加利上げ観測が市場に織り込まれることがない限り
ドル金利上昇~ドル円上昇は厳しいのではないかと考えます。
とはいえ、絶対的金利差が円売り外貨買いの背景でもありますので
大きく円高が進行するということもなさそう。
よほどのリスクオフ相場が来ない限り、大きな円高はないと思われますが
例えば、基本合意と伝えられている債務上限問題が、
議会で合意できず、ということにでもなれば
これまでのドル円上昇には、ある程度の調整が入るでしょう。
その可能性は低いですがゼロではないのよね。
バイデン米大統領と下院議長、債務上限問題で関連法案通過に自信
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-28/RVDEINDWRGG001
カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。
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