2023年6月14日水曜日

注目の米国の5月消費者物価指数。

・5月消費者物価指数:前年比+4.0%(予想:+4.1%、4月:+4.9%)
                   :前月比+0.1%(予想:+0.1%、4月:+0.4%)
                  
           コア指数:前年比+5.3%(予想:+5.2%、4月:+5.5%)
                   :前月比+0.4%(予想:+0.4%、4月:+0.4%)

 池田伸太郎氏のTweetがわかりやすいのでぜひ。
@sikeda23 
https://twitter.com/sikeda23/status/1668598215472717824

CPIは、4月から5月にかけての伸びが +0.1%、前回+0.4%から伸びが鈍化。
前年比も4月+4.9%から+4.0%に予想以上の鈍化が確認されました。
ただし、コアCPIの前月比は変わらずであまり減速していません。

ドル円相場、発表直後は乱高下、139.20円割れまで売り込まれるも
その後、急速に買い戻され∨字反騰。

※ドル円5分足
日足でみるとドル円は5/29からBOX相場  ※上昇トレンドは崩れていない
一方で日経平均は33000円大台を超えてきた。
日本株の異様な強さの背景には、
海外勢の中国から日本株シフトの潮流もありますが、
まだ、投資家すべてが日本株ロング状態にないことが挙げられます。

この歴史的上昇相場にあって、売り向かう向きがあるんですよ・・・
その売りが燃料となって踏み上げられる相場が続いているのです。

たけぞうさんTweet
https://twitter.com/noatake1127/status/1668522442560765952
Wインバースというのは、
日経平均の下落にかけた商品、しかもダブル。レバレッジかかってます。
これが過去最高の建玉。
そして、、、
信用うり株、信用売りふくらむ 株価上昇で逆張りの売り
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB139OZ0T10C23A6000000/?n_cid=SNSTWM&n_tw=1686656748

これらの売りがことごとく踏み上がって、
個人がいよいよ売りを諦めて買いに回る頃に
今回の一相場が終わり大きな調整が入るのかもしれません。

ひょっとすると今年、過去最高値の39000円が射程圏内に入っているのかも。
※日経平均 月足

今夜は米株も堅調。

CPI鈍化で、今週の6月FOMCの利上げ見送り予想が
94.2%まで織り込まれています。金利先物市場:Fedウォッチ
7月利上げ確率はまだ60%ですので
後1回の利上げの可能性を残しているのですが
FFレートが5.5~5.75%に引き上げられても
もはや米株の売り材料にはならないと見られているようです。

それが最後となって米国の利上げサイクルは終了する、と考えれば、
もう金融引き締めを恐れて株を売る必要はないということですね。

ただ、CPIの鈍化にもかかわらず
今夜は米長短金利がジワリ上昇傾向にあり、
ドルは持ち直しています。
明日FOMC控えていますが、意外と相場動きますね。。。

豪ドル円92.81円Lは継続

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