明日から米CPI,FOMC,ECB、BOJとイベントラッシュですので
マーケットは動きにくいと思われるのですが、
日本株、今日はマザーズ指数が急伸し年初来高値を更新。
■マザーズ指数が大幅続伸、EDPなど上昇=新興市場・12日
https://kabushiki.jp/news/591035
循環物色でしょうか、出遅れていたグロース銘柄にも資金が流入。
明日の岸田首相の会見が注目されますが、
先週公表された骨太の方針の原案では
財政健全化目標時期は明記しない方針が持続される模様ですし、
防衛増税に関しても2025年以降とするようですね。
■骨太原案、「分厚い中間層」再構築
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71713210Y3A600C2MM8000/?fbclid=IwAR2YJVL-y-2kOtd7b1-2J-jbjPHCX8GE2u0JtcDBivKjOAktscHC77bYMp4
財政政策では新型コロナウイルス禍や物価高対策で膨らんだ歳出を
平時に戻す方針を明記したが、基礎収支黒字化年度は不記載。
■防衛増税「2025年以降」 政府、骨太方針で先送り示唆
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA128UN0S3A610C2000000/
景気がようやく回復基調に乗り始めたところで
財政規律強化や増税が打ち出されると腰折れしてしまいますが
その心配はなさそう、、、とみているのですが
明日の会見は何がでてくるでしょうか。解散総選挙?
今週の日銀に関しても、政策転換(修正)の可能性は低いと思われます。
■日銀は政策維持との予想大勢、市場機能改善し賃上げ途上-決定会合
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-11/RW11EJT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・日銀が政策修正に踏み切る可能性は極めて低い-バークレイズ証
・5月の毎月勤労統計が大幅上昇なら7月修正観測強まる-野村証
これは5月19日の記事⬇
■拙速な政策転換、2%達成の芽つむコスト極めて大きい-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-19/RUUKYRT0G1KW01
となると、ドル円、クロス円は基本、買い方針ですが、
明日の米CPI,と14日FOMCを受けてドルが売られる局面があり
クロス円が連れ安となって下落する局面があれば拾いたいですね。
■FRB当局者、賃金と物価の関係を再考-利上げ一時停止の論拠に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-12/RW3ZSAT0G1KW01
■不確定要素とリスク多いFOMC6月会合、債券トレーダー身構える
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-12/RW43LIT1UM0W01
豪ドル円ロング継続。
今週のイベントに関しては昨日のブログ参照。
S&P500がブル相場入りした、と話題ですが
先物市場でのS&P500ショートがかなり積みがっているんですね。
■S&P500の弱気ポジション拡大、ハイテク株人気よそに
https://jp.wsj.com/articles/bearish-bets-against-s-p-500-are-surging-despite-love-for-big-tech-d90279af
・S&P500の下落に賭けるポジションは徐々に増え、
4870億ドル(68兆1560億円)に達している。
・ヘッジファンドなどの投機筋は、S&P500種指数下落への賭けを積み上げ、
2007年以降で最も弱気のポジションをとっている
これ、踏み上げられると、、、、米株、さらに上昇する可能性も。
NOTE
WTI原油が70ドル大台を割り込んでいます。
■NY原油、一時70ドル割れ イラン輸出再開観測で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0985P0Z00C23A6000000/
中東メディアが8日、米国とイランが暫定的な核合意に近づいていると報じた。
イランがウラン濃縮を停止するのと引き換えに、米国がイランに
最大日量100万バレルの石油を輸出することを認める内容だ。
日量100万バレルは世界需要の約1%にあたる。
米国が報道を否定したことで下げ幅を縮めたが
この日、WTIは7日比2%安の71.29ドル、
ブレントは同1%安の75.96ドルで取引を終えた。
先週、イラン輸出再開思惑で売られたレベルよりさらに下落していますね。
米国は否定しているのですが、、、
WTI原油は4月半ばから
先物市場で売り玉が積み上げる傾向にあります。
買い玉は長く減少傾向にあり、取組高も大きく減少してしまっています。
コロナ禍のボラティリティの急騰で先物市場から投機家が
随分撤退してしまったようですが、
足元では金利高でコモディティ市場では
リスクテイカーが増えない状況にあります。
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