2023年11月10日金曜日

 今夜3:00の米30年債入札が不調に終わり米金利が急上昇。

※米国債利回り

これを受けて米株が急落、為替市場ではややドル高基調を強める展開に。

※米国主要株価インデックス ラッセル2000弱いよね。。
まだ米金利はピークアウトしたとは確信が持てないようです。
追加利上げ観測はほぼ消えたのですが需給面の不安が残っています。
しかし日経平均先物まで売られるってのは巻き添えよね?

日本株にはこんな強材料が出てきたんだけどなぁ。

■米バークシャーが円建て社債発行へ、主幹事を指名-ことし2度目
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-08/S3S5P2T0G1KW01
バフェットのバークシャー・ハサウェイが円建て社債発行、
このパターンはそれで日本株を買う流れです。
4月の円建て社債起債の際は商社株保有を増やしましたね。

4月からの日本株上昇、通称バフェット相場再び、
との期待も膨らむところですが
米金利再上昇で米株が崩れると、
日本株だけが上がるというわけにはいかないですね。

米金利動向睨みの相場はまだまだ終わっていないようです。
つなぎ予算が切れる期限である11/17までに
24年度予算決められるのか、ってとこも懸念材料で
足元は金利上昇圧力が高まり、株の戻り高値は売られそう。
最悪の場合、政府機関のシャットダウンです。
先週のFOMC~雇用統計を受けて米市場金利が急低下、
市場はにわかにリスク選好相場の様相を呈したのですが
米国債格下げのリスクは残されたままなんですよね。
シャットダウンとなれば格下げするとムーディーズが警告しています。

要人発言も日々出てきます。
今日はFRB理事がタカ派発言を行っていますね。

【タカ派発言】
■ボウマンFRB理事、「金利をさらに引き上げる必要あるだろう」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3V5ZFDWX2PS01?srnd=cojp-v2
■セントルイス連銀暫定総裁、利上げの選択肢残しておくべきだ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3V9MADWRGG001

【ハト派発言】
■米利上げの全面的な影響はこれから表れる、金融当局者2人が指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3V2QIDWRGG101?srnd=cojp-v2
・リッチモンド連銀総裁:利上げの影響はまだ完全には表れていない-
・ボスティック総裁:金融政策は十分に景気抑制的な可能性が高い-


NOTE
■ECBの利上げ、新たな物価ショックなければ完了-仏中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3UJCPDWX2PS01
ユーロは戻り売りですね。

■英中銀チーフエコノミスト、これ以上の利上げは必要ないと言明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3UNAWDWX2PS01
ポンドも戻り売りですね。
先程1.2265ドルでショート参戦。

キウイドルショートは継続。

■イスラエル、ガザで1日4時間の戦闘停止に合意-米政府が発表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-09/S3V70GDWRGG001

朗報です。
今夜の入札がなければリスクテイク材料となったかもしれないですね。

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