米CPIは伸び加速、予想上回る上昇-早期利下げ期待が後退
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-11/S73MWYDWX2PS00
・12月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.2%、11月:+3.1%)
前月比+0.3%(予想:+0.2%、11月:+0.1%)
コアCPI:前年比+3.9%(予想:+3.8%、11月:+4.0%)
前月比+0.3%(予想:+0.3%、11月:+0.3%)
総合CPI3ヶ月ぶりの大きな伸びとなりました。3.1→3.4
前月比でみても 0.1→0.3%の伸びで、ややインフレの加速が気がかりです。
コアCPIは予想より強かったものの11月よりは0.1P低下していますが
やや3月利下げ開始の思惑が後退したようです。
こんな発言も。
クリーブランド連銀総裁「3月は利下げ時期として恐らく早過ぎる」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-11/S73WJ1DWRGG000
それでもまだCME FEDウォッチの3月FOMCの利下げ折込は63.3%ありますね。
まあ、3月20日開催の会合ですので、まだあと2ヶ月あります。
それまでに雇用統計が2回、CPI、PCEも2回づつ発表になるでしょうから
まだまだ変化していくでしょう。
私も3月の利下げ開始はやや早いかな、という気がします。
今夜の米金利動向は短期金利が低下、長期ゾーンが上昇
※米国債利回り
通貨インデックスを見るとドル独歩高ですので、
今夜のCPIを受けて、ドル高方向に動いていることは確かです。
故に勢いよく反発していた米国株も今夜は軟調。
※米国主要株価インデックス
というわけで、流石に明日の日本株は上昇一服となるでしょうか。
しかし今日の日経平均、TOPIXの上昇も凄まじいものがありました。
※日本主要株価インデックス 4日続伸で日経平均は35049円。
このところの日経平均は踏み上げの様相を呈しており
これが終われば崩れるのでは?と考える投資家もありそうですが
年前半に今年の最高値を取り可能性が強い、と分析するのが
元日本株の機関投資家、ファンドマネージャーとしてご活躍された
清川玄徳氏。
大変参考となるお話ですのでぜひご視聴あれ。
【日経平均、最高値を更新するか?】ポストコロナ2024投資戦略
https://youtu.be/2LHDhuWXWzo
ドル円144.73円ロング
ポンド円183.93円ロング継続しています。
NOTE
ビットコイン4万9000ドル突破、21年12月以来-現物ETFの取引開始
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-11/S73RSYT1UM0W00
2004年ゴールドETFが上場した後、ゴールド価格が大きく上昇したように
BTCも機関投資からの買いで水準を切り上げていくだろうと期待されています。
ただし、ゴールドは株や債券などのリスクアセットとは異なる値動きをする
ラストリゾートとされているため、他資産のヘッジの意味合いを持つのですが
BTCがヘッジ資産かというと疑問。
機関投資家がどのような位置づけでBTCETF市場に参入してくるのか注目ですね。
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