米ＣＰＩ、1月は前年比3.1％上昇 予想上回る
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/YX4QYK64UFJNNCR4OYOFBDEXCM-2024-02-13/
米・1月消費者物価指数（CPI)：前年比＋3.1％（予想＋2.9％：12月＋3.4％）
前月比＋+0.3％（予想＋0.2％；12月＋0.2％←0.3％）
コア CPI：前年比＋3.9％（予想＋3.7％：12月＋3.9％）
前月比＋0.4％（予想＋0.2％：12月＋0.3％）
あれれ、インフレ率低下予想でしたが、低下していませんでした。
前月比でみると総合CPIもコアCPIも12月から上昇しちゃってます。
これを受けてドル金利はご覧の急上昇。
米利下げ開始時期、6月との見方強まる 予想上回るＣＰＩ受け
https://jp.reuters.com/economy/federal-reserve-board/QGR3LPYLQFKDZELQZLLPOYSY3M-2024-02-13/
FEDウォッチ
6月FOMCで52.3％の確率で利下げを折込む。
年内4回の利下げに織り込みが低下しました。
年6回の利下げ織り込みはやはり行き過ぎでしたね。
ドル円、151.90円の高値を目指す展開に見えますね。
日本株も強いですし、、、
今日NISAの日（2/13）日経平均は1000円以上あげています。
2/13 日経平均、1066円55銭（2.89%）高37,963円97銭！
※1990年1月以来、34年1カ月ぶりの高値
引け間際に一時38000円大台に乗せています。
その後の先物市場では38250円くらいまで買われたようです。
「東京エレクトロン」「ソフトバンクG」の2銘柄が押し上げたものでした。
・先週ソフトバンクグループ5四半期ぶりの黒字転換を発表で上昇開始
・東京エレクトロン、12日今期の連結業績予想を上方修正、24年の見通しも引き上げ
ソフトバンクGの上昇の背景には英国ARM株（半導体設計大手）が決算で急騰も。
ソフトバンクGはARM株の9割保有、なんとARMの時価総額は23兆円に拡大、
ソフトバンクGの12兆円を上回るとか・・・
また上昇のピッチが早い裏側にはオプションの影響もありそう。
今日は38000円をつけましたが、すでに39000円～40000円コールが
商いを伴って買われています。このまま最高値更新まで終わらないかも・・・。
懸念事項は強すぎリ米景気で、利下げ期待で買われていた分が剥落すること。
今日の米国株市場は軒並み下落しています。
利下げ開始が遅れるとみて市場金利がさらに上昇した影響かと思われますが
大きく崩れていくようなムードでもないのであまり心配は要らないかな。
基本、米経済が強いということは株の押上材料です。
利上げ観測が台頭しているキウイのロングは、コスト近くでカット(TдT)
追加利上げ観測からの上昇は続きませんでした。
押し目を待っていたドル円ですが149.13円で乗りました。
これがようやくCPIでワークしてくれていいポジションになっています。
このまま151.90を目指すのでは、と考えていますのでしばらくホールド。
また、一目均衡表の転換線と90SMA近辺まで上昇したら売りたいとしていた
ユーロドルですが、1.07675ドルで売り参戦。
ポジションを作るタイミングが遅れたのですが、
CPIでドル高となってくれたおかげで下げ加速！
要するにドルロングポジションを持っているということですが
現時点でもまだ4回の利下げを織り込んでいるマーケットと、
先週ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が年内2－3回の利下げと
2回の可能性に言及したというFRB高官らのスタンスのギャップを
埋めていくなら、まだドル高は進みそうですよね。
NOTE
ＭＳＣＩ、中国企業66社を指数から除外－最新の四半期見直しで
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-13/S8SFHWT0AFB400?srnd=cojp-v2
ＯＰＥＣ、新たな減産合意の実施規模にばらつき－報告書
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-13/S8SP6DT0AFB400?srnd=cojp-v2
スイスのインフレ、１月は予想外に鈍化－早期利下げ観測浮上
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-13/S8SCYST0G1KW00?srnd=cojp-v2
英国の賃金上昇率、予想上回る－英中銀の慎重姿勢の根拠に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-13/S8SAFQT1UM0W00?srnd=cojp-v2
スイスフランの下落が大きくなりましたね。
そして今日はポンドが強含む局面がありましたが、
これは賃金上昇率のニュースの影響かな？
結局、ドル独歩高となっています。
※通貨インデックス一覧
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