東京株式市場、やはり一旦反発のフェーズ。
地政学リスクが後退し、本丸は米金利と米企業決算です。
※日経平均
ただし、このまま下落終了ということではなくて
あくまでテクニカル的な戻りですので
まずは今回の下落幅に対しての38.2%戻しの38382円近辺までの
リバウンドがあればいいですが、
米株市場が弱いようだとそこまで戻れないかもしれません。
今夜は米金利がやや低下傾向にあることを交換し
米株市場反発して始まりました。その後上げ幅縮小するなど
決して強い相場ではありませんが今夜はリバウンド相場となりそうです。
今夜は特に金利を動かす材料も、注目すべき企業の決算発表もありませんので
大きく動くことはなさそうです。
今夜はベライゾン・コミュニケーションズ [VZ]くらい。
しかし、今週は重要な決算が相次ぎます。
■4月23日(火)
テスラ [TSLA]
ビザ [V]
ゼネラルモーターズ [GM]
ロッキード・マーチン [LMT]
ペプシコ [PEP]
テキサス・インストゥルメンツ [TXN]
~米製造業PMI・非製造業PMI速報値(4月)22:45
~米新築住宅販売件数(3月)23:00
■4月24日(水)
メタ[META]
ボーイング [BA]
フォード・モーター[F]
アイビーエム[IBM]
~米耐久財受注 21:30
■4月25日(木)
アルファベット[GOOGL]
マイクロソフト[MSFT]
インテル[INTC]
アメリカン航空グループ [AAL]
キャタピラー [CAT]
~米GDP速報値(第1四半期)21:30
■4月26日(金)
エクソン・モービル [XOM]
シェブロン [CVX]
コルゲート・パルモリーブ [CL]
~米ミシガン大学消費者信頼感 確報値(4月)
ドル円は相変わらず155円を目指す位置に張り付いています。
しかし、投機筋はここまでパンパンに円ショートしていて
この先どこで手仕舞うつもりなのか。
※ドル円日足
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBUKQT0AFB400
・レバレッジドファンドとアセットマネジャーの売り越しが過去最大
・4月16日時点で17万3000枚を超え
CFTCデータがさかのぼれる2006年以降の最大
155円をいつ、どのタイミングで超えてくるか。
そしてその際、日本の通貨当局は介入に動くのか。
今週はこの点が注目ですが、ドル円のポジションは取らずに静観。
ただ、やや気になるのがゴールドの比較的大きな下落。
※COMEXのゴールド日足 なにか巨大な売りが出た?年内利下げがないかもしれない、というセンチメントと
高金利が続くだろうということで、下落は何ら不思議はありませんが
ゴールドが短期的にトップアウトすることで
逆に株の調整が完了、株へ資金流入が始まるという示唆に見えないでもない。
少なくとも今夜は株高です。
よくよく考えると現在の金利水準って過去に経験していますので、
株式市場が耐えられないということはないとも思うのよね。
足元の下落は、半導体の一角が先行き不透明感から手仕舞い売りを
浴びているということに過ぎないのであれば
NVIDIAの決算がそれを払拭してしまうかもしれません。
NVIDIA決算は5/23、まだ一ヶ月以上先なので、それまでは弱いかも・・・
決算が失望されれば、さらに下落するリスクでもありますが。
金の強さの背景にはやはり中国。
彼らの買いは続くと思われ、金は調整しても再び上昇するでしょう。
■金の歴史的高騰、主役は中国-不透明な時代に個人も中銀も金塊に注目
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBPIIT0AFB400
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