日経平均、すごい勢いで上昇しています。
41,580.17 円 +799.47 7/9(火)史上最高値更新。
※日経平均 日足
今週7/12はSQですが、SQ絡みの踏み上げでもあったのでしょうか?
通常2日前の水曜あたりに注意と言われますが、、
明日水曜あたりの値動きには注意が必要ですね。
明日10日にも日本株ETF分配金の売りが出てきますが、
これを見込んだショートポジションが踏まれている可能性もあるでしょうか。
この買いの主体は海外勢との指摘も多いですが、
株高に乗り遅れまいとする中長期志向の海外勢の買いも入ってきているとか。
海外勢が日本株を買いに来て日本株が上昇しているとするなら
ドル円相場は下がりにくくなると考えられます。
というのは日本株を買う際に海外勢は円を買うわけですが
現状の日米金利差と強い円安トレンドで為替でやられてしまいますね。
これを避けるために、海外勢は日本株を買う際に円を買うのと同時に、
為替市場でドルを買って円を売るというヘッジをかけます。
要するにドル円を買う。
これでスワップも入ってきますし、円安進行となれば
キャピタルゲインも見込めるというわけです。
日本株上昇=ヘッジポジション増加=ドル円上昇ということで
日本株が上昇する「リスクオン相場」では
ドル円相場は下がりにくくなっているというわけです。
※ドル円日足 やや反発の兆し?!
今日は債券市場参加者会合にも注目が集まりました。
メガバンクと証券、国債購入の積極的な減額を主張-日銀の実務者会合
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-09/SG5ABFT0AFB400?srnd=cojp-v2
三菱UFJ銀行と三井住友銀行、みずほ銀行の3行のうち、
1行が早い段階で大きく一気に減額すべきだと発言。
別の1行は最終的に月間1兆円への減額を主張し、
もう1行は3兆円に減額すべきだと述べた。
地銀からはより慎重な姿勢が示されたという。
幅広い意見が出てきたようですが、
明日10日は機関投資家の実務担当者が参加しての会合があります。
■日銀HPから
https://www.boj.or.jp/paym/bond/mbond_list/mbond240709.pdf
日本の金利もあまり動いていないですね、、、というか今日はむしろ低下。
あまり大胆な内容になると考える向きはいないということでしょうか。
※日本国債利回り
今夜は半期に1度のパウエル議長の議会証言にも注目する向きがありますが、
マーケットを動かすようなサプライズ発言はあるでしょうか?
証言前に草案が公表されたようですが、第一報はこれ。
【パウエルFRB議長証言草案】
「会合ごとに政策決定へ」
「最近のインフレデータは2%への穏やかな進展を示唆」
「より良いデータが増えればインフレに対する確信が強まるだろう」
「労働市場は強いが過熱してはいない」などが盛り込まれているようです。
ややドル金利反発、ドル上昇に反応していますが株式市場は強い。
ほとんどリスクは意識されていませんね。
今夜はSOX指数が高値を超えてきました。
ナスダック100も史上最高値更新で米株は強いですねぇ。
VIXも定位安定推移、ゴルディロック相場です。
VIXの反乱、相場の急変は突然くるものですが、今夜ではなさそうですね。。
7月に入ってドルインデックスは下落基調にあったのですが
ここ2日、持ち直しています。
※通貨インデックス比較 2024年~
0.6715ドル豪ドルドルロングは 昨日の安値を割り込んだので
0.6730ドルで手仕舞いました。微益。。
ポンドドル1.2741ドルロングは継続。
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