2007年11月13日火曜日

今日の円高は一般ニュースでも盛んに取り上げられていました。
日経平均の年初来安値更新の報と合わせて、、、。
日本経団連の御手洗冨士夫会長が、株安・円高は好ましからざる状況、長期化すれば日本経済に次第に影響が出るとの認識を示しましたが、対して福田首相、「心配することは、少しもない」とのコメント。株価下落の理由については「海外市場で先週末に下がったことを受けてのことだと思う」とかなんとか言ってましたが、え、そのコメントじゃちょっと認識不足と取られても仕方がないんじゃないの?と感じましたけど、どう思われます?なんだかノンキな印象ですね。パニックの沈静化をはかる狙いがあったのかもしれませんが、どうも危機感に温度差を感じます。また町村官房長官は「基本的には良いことだ。国の価値が上がるということ」との認識。「政府として為替水準を維持するようなことはしない」と介入などの措置をとることはないことも公言、これで今日は一層の円高が進んだものと思います。基本的に良いことだ、、か。これも御手洗さんの認識とは相反するものですね。ともかく日本の側からの政治介入はなされないことが今日ハッキリしました....〆(・ω・) フーン

しかし、あまりの急激な円高進行に値ごろから、自立反発狙いの買いなども入れたくなりますがこれは危険!!トレンドは下落基調。下げる時は鋭角になりがちです。もし大きく戻る瞬間があっても足が速いかと思いますので、戻ったところを売る、この戦略で挑みたいですね。

今朝230円後半で売りを立てたポンド円、227円で利確(*'-'*)ヤッタ!その後225円前半まで下げましたので、もう少し粘ればもっと利益になったのですが、まあ、利食い千人力ということです。久しぶりに大きな利益が出せるトレードが出来ました。調子に乗って226円でもう1度売り直しました。うーん、大きく自立反発があると怖い水準で売ってしまった、、、。さて、明日朝にはどうなっていることやら(´・c_・`)

個人的には豪ドルを買いたいと思うのですが、今のマーケットはファンダメンタル無視!今のようなマーケットを「スケルトン・イン・ザ・クロゼット」と言うそうです(∵)? 日本語に訳すと「押入れに隠された骸骨」つまり、悪い材料が隠されているのは感じているけれども、それが一体何処から飛び出てくるのかわからない!!疑心暗鬼状態のマーケットというわけです。悪い材料には過敏な反応を見せますので、何もかもが売られてしまいます、底打ち確認が出来てから買うほうがいいかな?と思っています。

★今朝発表された豪RBA 四半期政策報告
・「2007-2008年のGDP予測を4.25%→3.75% 引き下げ」
・「2007年コアインフレ見通し、3.00%→3.25% 引き上げ」
・「2007年ヘッドラインCPI 予測、2.5%→2.75% 引き上げ」
・「CPI、コアCPI は2008年6月まで3.25%で推移」
・「CPI、コアCPI は2008年12月まで3%推移」
注目点としては2007年第4四半期から2008年第2四半期までの基調インフレ率見通しが3.0%から3.25%に引き上げられていますね。インフレターゲット上限は3%。今後の利上げが想定されます。
オヤスミナサイ(゚-^*)ノ""マタネ♪

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