今日夕方、欧州時間からの円高の材料はなんなのでしょう(∵)? 夜帰宅してチャートを見るとドル円・クロス円ともに一斉に売られた形跡があるのですが、ニュースソースを探ってもキッカケが見つからない。プロのディーラーであればこんな動きひとつひとつに何か情報でも入ってくるのでしょうか?値動きの乏しいドル円も1円近い下落となりました。
そもそも昨晩発表されたコンファランスボードの2月の米消費者信頼感指数が(1985年=100)75.0で、前月の87.3に比べ12.3ポイント低下、2003年以来の低い数字だったことなどを考えれば、昨晩すでにドル売りの材料は出ていた、ということでしょう。消費者マインドの後退は明らかになりました。今朝方はドル売りが進みユーロドルは1.50をやすやすと突破していますものね。東京時間はなぜかじっと休んで、欧州時間から動き出したにすぎない、ということかと思うのですが、、、。
ユーロドルに関してはあっさり1.50を突破していますので、これはこのままドル売りユーロ買いでいいのかと思います。もちろん上下振幅はありますが、レンジ幅を切り上げての動きとなっていくでしょう。ユーロはECB総裁が利上げにタカ派であったものを中立、もしくはハト派に転じたのか?と思わせるような発言が最近あったのに、、、これですよ('A`)発言のトーンが落ちたことでユーロは天井を打った!と見る向きもあったのですが、思惑に反してユーロは天井を突き破り、未踏の領域に入ったことになります。
このユーロの強さを考えると、ドル円はやはり地味な印象です。108円50銭を上限104円90銭を下限としたレンジですから、まだレンジ内での円高です。このまま105円台を切る動きとなるのか、そうであれば春の兆しが見えてきた株式市場への影響も多少気がかりなところ、、、 (´・c_・`)
昨日の夜に書いたコモディティ市場が調整入り?といった分析は一夜にして覆されたようですねぇ(笑)やはりこのまま何処までも商品市場に資金が流入し続ける、、、、つまり、ドル安が続くというのが当面のマーケットなのかもしれません。
私の好きなポンドですが、英銀大手の資金繰り悪化を受けて、BOE(イングランド銀行)が流動性供給のために緊急ミーティングを行っているとか、緊急利下げか?といった噂が飛び交ったようですが、コレは否定されています。チャートを見ると213円台というのは絶好の売り場となっていますが、ポン様追っかけを自称しているくせに売りそびれました(*'-'*)エヘヘ。大局ではヘッド&ショルダー形成の売りの相場であるにもかかわらず、なんだか無性に買いたい衝動にかられているのですが、まだ抑えています(笑)というのも、チャートの抵抗は3度頭を叩かれて4度目にはこれを突破する、というジンクスもありまして、これが見事今回ユーロドル(1.49抜けは4度目のトライで突破)に当てはまっているんですよね。ポンド円のチャートも4度目の正直でポンドがレンジを抜けるような気がしてならないのです、、、。とは言え、まだ買うにしては下げ幅が足りませんので様子見。下値が切りあがっているうちはこの衝動が途絶えることはなさそう。下値が切り下がったらあきらめます(笑)
最後に保有中の豪ドル、まだ利が乗っていますので継続します(゚-^*)ノ""マタネ♪
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