金曜はYMTV後、大倉さんと高野さんと食事をとりながら為替談義。
帰宅後するりと寝てしまいました、、、。
YMTV直前の金曜19:30頃から為替市場が円高に大きく走り出していましたが、さてこの動き、来週へ持ち越しとなるのでしょうか?
(G7の結果については昨日土曜の記事にまとめましたが、結局このドル急落・円高・ユーロ高に歯止めをかけるものとはならなかった、と思いますが、、、。)
先週の為替相場は103円目前までドルが買われるなど、3月17日底入れ説を改めて確認させられる上昇から一転、週末にかけてはドル売り優勢となりました。
とうとう損失総額を約1兆ドル(つまり約100兆円超え?!)と試算したIMFの年次世界金融安定報告。自身のブログ記事を遡って調べると、約8000億ドル(約78兆円)に拡大する恐れと発表したのが3月18日。一ヶ月経たないのに30兆近く増えたのですね、、、。もっと遡ると昨年9月は2000億ドルに膨らむと予想していました。7ヶ月で5倍に膨れました(笑)また先週はMAS・シンガポール金融管理局のシンガポールドルの許容変動幅の上限引き上げ発表を起因とするアジア通貨高→円買い?進行も重なり、大きな調整を強いられたということかと認識しています。
そして、さらなるドル売りが進んだ金曜の欧州・NYでの動きは一体?
始まりは欧州時間。G7の結果は出ていない段階でのドル売り加速でした。G7はサプライズなしと見た向きによる売り仕掛けでしょうか?ドル円は100.60台まで急降下。これは100円割れをためすのか?というところまで下落しました。その後NY時間では、(GE)ゼネラル・エレクトリックが今後の収益見通しを引き下げ、ワシントン・ミューチュアルが収益見通しを引き下げられ、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は約26年ぶりの水準へ悪化。ダウ平均は1万2400ドル割れを試す大幅下落の展開のなか、意外にも為替市場は揉み合いに終始。NY時間では一層のドル売りは進みませんでした。GEの決算はNY時間に入る前の発表だったので、為替市場では欧州時間に先んじて動いていたのかもしれませんが、、、、。NY時間にダウ平均が下げる中にあってもう一段さげることなく踏みとどまった、意外に強いじゃないか、とみるべきか?しかし、その後出たG7の結果はどう見るのか?週明けの動きを読むのが難しくなってきました。
- 東京朝に一時的にG7失望を織り込む動きで円高進行も、その後国内機関投資家の新年度入り後の外貨建て運用による買い支えと日本の個人投資家の買い支えで反転、結果いい押し目だった、というシナリオ
- やっぱりG7の結果に大きく失望。今一度100円割れの円高ドル売りが進行、3月17日の底値を目がけて下落するも2番底形成、結果いい押し目を提供されるというシナリオ
- 先週のブログにさんざん書いた「転換説」採用やっぱり大底じゃなかった。底割れしちゃう、というシナリオ
私は②番あたりが現実的かと思います。
なんて。今回3月17日底を確しながらドル買いが出来なかった私の個人的な願望が強いかも?
さて、ポジション報告。先週の金曜夕方からの下落でこれまでの負けを大きく取り返すことができました。YMTVのお仕事に出かける前にポンド円を201円で売っていたのです。200円割ったら売ろうと考えていたのですが、そこまで待てなかった(笑)200円割れでの売り注文も残したままです。前日からの急落、急騰の激しい動きが不振に思えたこと、このまま買われる続けるほど容易な相場じゃないと思ったことがショートメイクの理由でしたが、果たしてコレが久しぶりにヒットしたのは、ブログ継続のモチベーションUPのために天が与えてくれたお恵みなのでしょうか(笑)外出した直後にドル円クロス円の急落となり、帰宅後198.86で利益確定。そのまま持ち続けることも考えましたが、心置きなく眠りたかったという、これまた安易な理由でポジションはクローズして週末を終えたのでした。週明けはどこから攻めようか、、、それはまた明日の夜にご報告しますね。