2008年4月19日土曜日

シティの決算は悪かったものの(160億ドルを超える評価損、純損失が51億1000万ドル、純損益が赤字となるのは2四半期連続)欧州時間からのドル買いの勢いと言ったら、、、。今週の転換というのはドル買い転換だった、これが答えだったことになります。とは言っても出てくる材料はネガティブなものばかり。いかにも再びドーンと下げるわよ、と言わんばかりのネタが飛び交っていたわけですが、やはりそういう変なムードになって誰もが警戒している時というのは、思惑と全く逆の動きとなるものですね。水曜の夜に買いで攻めると決めたのは、そういう用意された警戒ムードの居心地の悪さからだったのですが、それにしても週の終わりの最後の最後、欧州時間に入ってからこれほどはっきりとした形で上昇するとは思ってもみませんでした。だって、明確な上げ材料なんて何もないでしょ?JPモルガン、メリルリンチ、シティの決算で灰汁抜けですか?そういう側面もあるのかもしれませんが、今週の上昇は「相場が上げたがっていた」ということなのでしょう。(これはいつも若輩者の私にいろいろ指導くださっているディーラーさん達の請け売りの言葉ですが)

今日はYMTV「かしこいFX」の放送があったのですが、番組開始前からのこのドル買いの動き。打ち合わせでもこの話題が。私が昨日102.50でドルを買ったことについて、ディレクター星さんが「うまいトレードですね」と仰るものだから「いえ、昨日の時点ではすっ高値ですもの、、、、。上手いだなんて思えません」と答えたのですが、そこで高野キャスター、「いや、ディーラーというのは天井を買え、底を売れといって、それが出来て一人前なんですよ」。うーん、この話昨日聞いたばかりだわ。昨日のFOREXRADIOで小林芳夫さんが仰った事と全く同じ事を仰っているんですよね。今日YMTVのお仕事に出かける前まではドル円は102円台前半で冴えない動きに終始していましたので、「実は少しばかり後悔し始めていたのです」と言うと「そういうポジションの時こそ勝てるんだよね」ですって。高いからここからはもう買えない、、、というところから買いで攻める、これが出来なきゃ一流ではないということですか。ディールの世界は深いなぁ、、と実感した次第です。(これはきちんとトレンドが見えている場合です、闇雲に高いとこ買えっていう話じゃありませんよ)

今日の「かしこいFX」は3部構成、後半は少しばかり駆け足になってしまいましたが、内容盛り沢山です。FX基礎から学ぼうというコンセプトのプログラムですが、3部の「実効為替レートとは?」が、実に面白い(福山雅治風)今回の円高局面において「実効為替レートで見ると現状でもまだまだ円安だ」という見方が出てきていますが、これについてわからないというリスナーの方からの質問の声に応えたコーナーです。実効為替レートには名目と実質がありますが、この違いは?またここから今後の為替を占うことはできるのか?詳しくは今日のプログラムをご覧ください。高野キャスターがわかりやすく解説しています。[かしこいFX視聴]

さて、昨日買ったドル円102.50のロングは104.46で利食いました。その後、現在までに104円割れまで崩れてきていますから出口としても完璧!?上手くいきました。また、今日出かける前にふと「ドル円ロングならポンド円だってロングじゃない」と思ったことから、ポンド円も204.50でロングして置いたのですがなんと209円まで上昇するとは。こういう棚から牡丹餅のような利益はとっとと確定すべし!ということでドル円をクローズした同じタイミング、208.23でクローズ。ポンド円はなんと370Pipsも取れました。今回の気まぐれなポジションはたまたまうまくいきましたが、前回の気まぐれポンド円ショートポジションはこっぴどくやられましたので、いつも成功するわけではありません。しかし、パッと閃いた時にはポジションを取ることにします。でないと乗り遅れて後悔するんですもの。やってする後悔より、やらずに見ている後悔のほうが悔しいんですよね。方向が違ったと思えば切ればいいんです。損切りがちゃんと出来れば問題ないですよね?ということで、今週はポンドに泣き、ポンドに笑う1週間となりました。ここからはもう新規ではポジションをたてずにのんびり週末を迎えることにします。皆さん、良い週末を。

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