2008年6月13日金曜日

15時前後ラガルド仏経済財務雇用相の「13-14日のG-8会合終了後に、欧州中銀の金利に関する見解が変わる可能性」との発言にユーロドルが売られ、米小売売上高が予想を上回る伸びとなったことからドル買いが加速。ドル円は2/26以来約3ヵ月ぶりに108円台乗せを達成しています。しかしこの壁は岩盤のように厚く容易に上抜け出来ないでいますが。先週トリシェECB総裁が利上げ発言をしてしまった?!ばかりですけれど、今日のラガルド氏の発言でこれを否定したような格好となりユーロ売りとなっているのですが、なんだかこの一連の流れって変ですよね?!マーケットも疑心暗鬼といいますか、それにしてはさほど売り込まれるでもない動きですのでどうしたらいいのか考えあぐねいているようにも見えます。

だってこれで、米欧の利害が一致して一つの方向に向っていることとなったわけで、先週の「バーナンキVSトリシェ」の戦い(笑)は早くも終結、タッグを組んでドル高ユーロ安誘導にアクセルを踏み込んだとも取れるわけですから、もっと安心してドル買いユーロ売りすればいいじゃない?でもやはり、マーケットは何かを疑っている、、、そんな風にみえるんですがどうでしょう?

では市場は何を疑っているのでしょう。
週末のG8で何か飛び出す?昨今の原油高に牽制?あるいは、、、とんでもない事件が表面化する?
今日のFOREXRADIOではだいまんさんが、衝撃のコメント!!先日赤字決算を出したあの企業が、、、、?!いえ、あくまで推測なんですが、でもひょっとするとそういう事があるのかもしれない。何が出てくるかは是非オンデマンド放送でご確認を。

今あちこちから聞こえてきます、6月19日が重要な日となるという分析。アストロロジー(水星)・満月・チャートの日柄分析でいう65日目該当日などなど、これはマーケット問わず同じ日を警戒しているコメントが聞かれるのですが、あまりに一致しすぎていて怖い(笑)来週なにか大きな動きがあるのでしょうか?来週あたりに金融危機的事件が表面化する?それとも介入でも入るのか?

今日の番組では介入に関してのシュミレーションをだいまんさんにいろいろにお話うかがっています。ポールソン氏が介入を否定しなかったことからにわかに介入の可能性もシナリオに入れておかなくてはという気になってきましたが、(実弾があるとはあまり思っていませんけど一応ね)今日はリスナーの方からの介入について質問がありました。仮に介入がある場合どんな動きが想定されるか、どのような形をとるのかなどだいまんさんが答えて下さっていますが、お話を聞いていると各国当局者の心理が見えてきて面白い。これも要チェックですよ

それと今日気になった動き。先日カナダ中央銀行が金利引き下げをストップさせたサプライズがありましたが、今日は南アフリカでサプライズ。
南アフリカ準備銀行は政策金利を0.50%引き上げて12.00%にすることを発表。利上げは予想されたとおりですが、問題はその幅。市場では1.00%引き上げて12.50%にすると予測されていましたから、この発表をうけてランド急落となっています。カナダに続いて市場の予想を裏切るものとなりましたが、こうした流れが続くなら月末のFOMCもサプライズがあったりして(笑)やっぱ金利下げちゃう?!なんてね。そしたら次回カナダも追随するでしょう。バーナンキ氏があれほどインフレ警戒発言を繰り返しているのですから、流石にもう利下げはないと市場を思い込んでいますが、事件でも表面化すればわかりませんものね?とか深夜にひとりであれこれ推測しているとくだらない方向に走りがちですねぇ、もっと早く寝なくちゃ。深夜に書いたブログって次の日読むと「なんだこりゃ?」って思うことが多いんです。なんかこう、勝手な妄想に近い分析をしちゃったりしてて、、、。

ということで(どういうこと?)週末のG8もなんだかんだ言って心配ですし、来週の19日というのも気がかりですし、ポジションは持たない方がいいなかな、、、などと考えています。ここで素直にドルを買えれば相当なチャレンジャー、そういう方がきっと大金持ちになれるのでしょうけれど、私はここからドル買いする勇気はありません。そして、ポンド円ロングも切っちゃいました。209.70円という中途半端なところで。損失は出ませんでしたが想定した利益にはほど遠いところで手仕舞ってしまいました。下手だなぁ、、、、。

明日は、、いえ、もう今日ですね。今日は大倉さんとYMTV「本音で言わせて」です。大倉さんにいろいろ聞きますので、皆さん、生放送、是非チャットに参加してくださいね。

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