2008年7月11日金曜日

やっぱりユーロドルは切らずにじっと持っておくべきでした?

と、のっけからダラレバ発言(笑)どうもうまく利益を積み上げられません。

23:00過ぎ、FRBバーナンキ議長とポールソン米財務長官の議会証言が伝わると、抵抗となっていた1.5750-60ドルレベルをスルリと上抜けました。ユーロドル相場、やはり原油相場が大崩れとならにいことにはそう簡単にくずれそうにありません?!現在原油価格は137ドル台へと上昇してきています。

しかし、一昨日8日はバーナンキ氏発言でドル買い反応となったのに、今回はドル売り?なぜでしょう。バーナンキ氏の発言内容を比較すると、それほど大きく変化したようには感じません。今日の要は、やはりポールソン氏の発言かしら。

■ポールソン氏議会証言

○『異常事態』に対しては公的資金投入も
○監督当局は混乱阻止へ『緊急時の権限』必要
○強いドルを望む、長期的にドルはファンダメンタルズを反映

え、「公的資金」投入?!

いよいよ明言するところにまで来たということでしょうか。これまでもずっと市場からはこうした措置を求める声が根強くあったのですが踏み切れずにいたアメリカ。当局の煮え切らない態度に批判も多くありましたが、いよいよ腹を括った?!これは大きな変化でしょうし、大きなドルサポートとなるはずです。
なのに、ドル売り?

8日のバーナンキ氏発言も公的資金の準備が整ったという解釈ができると昨日書きましたが、やはり時機を逸したというか、今更感がマーケットに渦巻いていたということがドル売りの反応として現れているように感じます。もっと早い時期での「公的資金投入」発言なら、ドラスティックにドル買いが入って基調転換となったのでは?これもまた、かなり個人的な感想ですけど、、。

また3月17日を起点に3~4ヶ月続いた「サブプライム問題は峠を超えただろう」安心感からのキャリートレード再開とも取れる楽観的な空気の蔓延に疑問符がついたということになります。このところのアメリカの経済指標も悪いものが目立ちますし、原油は下がりませんし、景気の減速への懸念、繰り返される米当局者のドルサポート発言、とどめに異常事態、、、つまり金融機関の破綻処理についてのスキームの準備に、公的資金投入とくれば、やっぱりアメリカはだめだ、もがけばもがくほどだめだ、という心理が働くのは無理もないですよね。そうそう、書き連ねるの忘れたけれど、ポールソン氏はほかにも「介入も辞さない」発言もしていましたっけ。三井住友銀行の宇野大介氏が日経新聞に対して、「ドル防衛姿勢を強めれば強めるほど、ドルへの懸念が強まってドル離れが進む」とコメントされていましたが、現実に皮肉な結果を招いていますよね。

とかなんとかドル弱気論へと頭の中が突っ走り気味となっているのですが、結局のところ大きく反応したのは議会証言がニュースとなった直後だけで、今はじりじりとドルが買い戻されている?ユーロドルは直近のレジスタンスを上抜けしているのですが、ドル円だけでみると結局レンジ相場の域を超えていません。 まだまだ、こんなハッキリしないレンジ相場が続くのかしら?ストレスも溜まりますね(笑)

ではこのストレスが爆発してトレンドを形成するならドル高でしょうか、円高でしょうか?して、その時期は?今日のFOREXRADIOではこのあたりの だいまんさんの解説が必聴。

そして冒頭に書きましたが、エントリーポイントはいいのに、手仕舞うポイントが駄目で利益が積みあがらない、、、という最近の私のトレードに、だいまんさんからきつーいアドバイス。きついけど、目から鱗。そうか、利食いのターゲットに使う指標にコツがあるのか!!プロの入場、退場のポイントをお話いただいていますので、こちらもチェックしてくださいね。これで私の今後のパフォーマンスも上がるかも!

ほかにも、今回の収録では今妙味アリ、ランド円についても珍しく盛り上がっています。盛り上ったというのは私の甘っちょろい考えにだいまんさんの鋭い突っ込みが炸裂しているからなのですが、、、(笑)

そうそう、今回はだいまんさんのDVDプレゼントのお知らせも!?紳士協定に基づき独断と偏見で抽選することとなりますが(笑)だいまん式罫術を学びたい方は是非エントリーを。詳しくは番組を聞いてください。応募の条件などチェックしてくださいね。

そして明日はYMTVにだいまんさんが生出演。

YMTVメインキャスター高野やすのりさんとお二方にお話を伺う「初生プログラム」です。チャットで質問も受け付けますので、お気軽にご参加くださいね。YMTV会員でなくてもどなたでも視聴できます。私も進行役でご一緒させていただきます。明日、YMTV生放送でお会いしましょう。

視聴はこちらをクリック→YMTV「だいまんのテクニカルで大儲け」12日19:00~

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