2008年7月16日水曜日

昨日、そろそろ答えが出てもいいころじゃないの?なんてタイトルでブログを書いたのですが、今日はっきりとした形で答えが提示されました。やっぱりアメリカは駄目です。ドル売りです。ユーロドルは1.60台に再び乗せました。膠着していたドル円も106円台から104円台へ急降下、日足で見ると一目均衡の雲を今日1日で下抜けた形となりました。

特に23:00、バーナンキさんってば一体どんな発言をしたのよ?と思わず溜息をついてしまうような一段のドル売り加速に、これはただ事ではないという不穏なムードを実感したわけですが、そのバーナンキ氏の発言がこれ。

■金融市場の安定回復がFRBの最優先事項との認識示す、、、も
■エネルギー価格の一段の上昇の可能性、クレジット状況のさらなるひっ迫、引き続き低迷している住宅市場、これら要因がすべて経済成長見通しに対するかなりの下向きリスクとなっている。
さらに、
■インフレ上方リスクは増大した

と、ドルをサポートする気があまり見えてきません。
これがバーナンキさんの正直さとでもいうのでしょうか、、、?

またブッシュ大統領もコメントを出しています。

「金融機関のシステムは基本的に健全だ」

と、こちらはまた随分な楽観論で。一体どんな根拠があるんでしょうか?

どちらも、発言の全体像が見えない現時点で とやかく突っ込みを入れるのは控えようと思っているのですが、なんだかもう誰が何を言っても駄目な気もしてきました。ポールソンさんが介入だの公的資金だの言ってもこの有様なんですもの。中長期的ドル売りです。アメリカはやはりリセッション入りを逃れられない?そんなムードが出てきました。

ただし、今日のドル売りのスピードはちょっと行き過ぎな気も。目先は買い戻しもあるかと思いますが、緩やかにドル売りが再開するのではないでしょうか。

1.60達成は自分の中のシナリオにあったものの、これを買いで取ることが出来なかった反省から、今日は勇気を出してポジション作りましたよー!

1.6010でのユーロ売りです。

え、書いていることと矛盾するポジションじゃないかって?
中長期と、短期の戦略は違うんです。1.60を超えてなおユーロを買う材料も今見当たりません。ドル売りというだけでのユーロ買いは、テクニカルでの目標達成とともに流れが止まると見ました。一旦はユーロ売りです。つまり、ドル買いか。ターゲットは1.57くらいかな。このあたりまで押さないと次の上昇は難しいでしょう。

それからポンド円を209.50で買ってみました。
今日は211円後半から209円までと大きく下げましたので、戻りがあるだろうと。

クロス円はあまり下げない気がするんです。ドルが叩き売られるような展開となればもちろん一緒に売られますけれど、円買いの理由もないということ、金利差などなど結局は円売りで高金利通貨に資金が戻る流れとなるのではないか、と。それにしても、ポンドはリスクがありますけどね。再び200円割れのシナリオだってまだあると思っていますが、、、。今日のような大きな値幅で下げたときの戻りは結構大きくとれるんじゃないかしら?ということで短期での買いです。

では、明日朝起きてびっくり!という急変がこの後ありませんように。お休みなさい。


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生命保険会社のGSE関連債の保有状況・日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の大手4社の合算は4 兆円超

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