2008年8月29日金曜日

ドル防衛秘密合意
 日米欧、3月の金融危機時 協調介入を準備 機軸通貨に危機感

日経新聞の一面トップ記事、今日はこの話題が市場を席巻?(大袈裟ですね)しましたが
マーケットは全くもって冷静、むしろドル売り傾向に推移しました。
内容自体はそれほど驚きに値しません。あの頃、介入の可能性については盛んに議論されましたし、
為替市場に携わる者はそうした心理的な準備もしていたかと記憶しています。もちろん、介入否定論もありましたが。結局、実弾投入に至ってはいないのですが、当局からしきりにドルサポート発言が出てきておりましたので、あの時に日米欧が秘密裏に協調介入の準備を整えていたという話自体は「ああ、やっぱりね」という程度のもの、インパクトがあるものではないですよね。

それよりもなによりも、問題は
この話題が何故「8月28日の日経朝刊トップ記事」なのか?
今頃出てくることの意味を探らねばなりません。
今日はちょうどいいことに、FOREXRADIOのゲストが大倉孝さん。
だいまんさんと大倉さんという為替市場の重鎮、二大巨頭がこの記事の裏を読む!

1、 当局リーク説
2、 アメリカに大きなネガティブ材料が隠されている説(←私の浅はかな思いつき)
3,えーと、、オンデマンド放送聞いてください(笑)

どんな経緯があってこの記事が今日の日経新聞のトップ記事なのかを探ることで
現状の動きを整理することができ、今後を見通すことが出来ますよね。

では、この記事が今後のマーケットにどんな影響を及ぼす?
何かあれば協調介入するって言うんだから、安心してドル買いね?!と私。
いや、こういうニュースを見るとディーラーはむしろ売りたくなるんだよなぁ、、とだいまんさん。

え?なんで?

詳しくはオンデマンド放送を!今日のFOREXRADIOは必聴ですよ。楽しかったです。

大倉さんとだいまんさんの見方が微妙に違っていて、議論が白熱。
私はしばし黙って2人のバトルに聞き入っていた次第です。
大倉さんはこのところのドル高を早いうちから分析されて
個人投資家向けに発信し続けてきましたが、今後の見方は?
直近のドル還流高も警戒が必要なところにさしかかっているのかもしれません。

その後の食事の席では大倉さんやだいまんさんと映画や音楽の話に花を咲かせるも、
時折思いついたようにレートチェックをしてしまう3人組、、、、。
な、なんなの、アメリカのGDP改定値年率3.3%増って?!
予想を超えた数字にのけぞってしまったのでした。

しかし、この数字にもそれほどドル買いに走らない?!
この不思議な動きに今後が暗示されてるのかも?!などと思ったのですが。

深夜になってからじわじわとユーロドルが売られています。
1.4570の直近安値を守れるかしら、、、これも2番底形成の動きなのかな、、、
とかいろいろにシナリオを描いてみるも
どれも確信が持てないのでポジションは取りません。
大局ではユーロ売りですが、ここから売り込むのも怖いですし、だけど買いたくないものね。
NYでは原油が120ドルをつけた後114ドルまで下げるなど乱高下している模様。
ユーロもコレに連れて動いているのかもしれません。

さてオージー円ロングポジション、今朝95円近くまで上昇したのですがまたダレてきました。
3歩歩いて2歩下がるというような振らされる展開ながらも一応上昇しているわけですが、
94.30円で仕切っちゃいました。疲れちゃったのです、、、、。
外出していて見ていない時に買値をも下回り、直近安値までも下回って
暴落してしまうのではないか、というストレスがつきまとって(笑)

昨日ショートしたポンド円も200.50円で仕切りました。
放っておいたら200円割れまで取れたのですが、
そこまで耐えられなかったです(笑)

200円ジャストで自律反発狙いで買おうかとも思ったのですが、
今ポンドを買うのは怖いですね。 やめておきます。

なんだか今日はやめておくコメントが多いですね(笑)
だって、わからないんですもの、、、。今日は特に。
時折降りてくる「裏付けなき確信と自信」が戻るまで休憩することにします。
とか何とか言ってて、明日ポンドを買ってたりするかも。

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