昨日、日本の4-6月期GDPも前期比▲0.6%、年率▲2.4%のマイナス成長が確認されて日本の景気減速も明らかとなったばかりですが。
今日はヨーロッパです。今日14日欧州連合(EU)統計局が発表した第2・四半期のユーロ圏域内GDP伸び率が、前期比▲0.2%年率▲0.8%!!大きくはドイツ、フランス、イタリアのユーロ圏3大国が減速したことが響いたとのことで、統計開始の1995年以来、前期比での初めてのマイナス成長!! EUのリセッション入りの可能性が出てきました。
この金融混乱の張本人アメリカはなぜか4-6月期のGDPが前期比+1.9%で前期より良かったので、まだマイナス成長とはなっていないんですよね。これは戻し減税のせいだとすれば一時的浮揚に過ぎないかもしれませんが、アメリカ→欧州の順で景気減速が確認されるだろうという見方が一般的でしたが順番が入れ替っちゃうんじゃないの? 7-9月期、現在のEU諸国の景気が気になりますね。
これではますますユーロは買えません。下げ方が急なので戻りを取りたい衝動にかられますがちょっと危険かも。とめどなく下げる展開も予想されます。今日はさすがに1.4850~1.4950レンジとなっていましたが、今し方のレンジ下限1.4850ドルを割り込んできました。ここですかさずショートです。コストは1.4822ドル。こういう時には深夜まで起きていて良かったーと思います。いえ、本当は美容のためにも?もっと早く寝たいのですけれどね(笑)この先の節目が見当たらない、、、こうなると昨年11月から今年2月くらいまでの長期に渡って揉み合っていたレンジに突入していますので、このレンジの下限1.4440ドルアラウンドまでの下落の可能性が?!
ただし一気に下げるわけじゃありませんものね。もしかしたら今日の売値コストを越える戻りなんかも入れないとも限りません。さっき戻りを取るのは危険と書いておきながら、いざショートするとスゴイ勢いで戻りを入れそうな気がしてきます。保有ポジションによって気分(見通し)が変わる、、これじゃ駄目ですね(笑)ただ原油がもし大きく戻ることがあればユーロも戻るかもしれません。ブッシュ大統領がグルジアに軍支援との報道もあるようです。ロシアとアメリカの間に何も起こらなければいいのですが、緊張が高まれば原油が再度上がることもあるかもしれません。ロシアはエネルギー価格を下げさせたくないからグルジア空爆を行ったなどという穿った見方もありますが、、、。
さて、オセアニア通貨。戻りを入れていますが今日は豪ドルにネガティブ材料。
バッテリーノ豪準備銀行副総裁が議会で、インフレが実際に低下しなくても金融緩和を実施することを示唆しました。早期利下げの可能性がますます高まってきたということです。値ごろで安易に買わないように。
昨日13日現在のくりっく365顧客ポジション状況を見ると、、、
通貨ペア 売り建玉 買い建玉
ドル円 44011 57370
ユーロ円 6383 23439
ポンド円 2321 32910
豪ドル円 9122 85002
NZドル 8076 156097
皆、買ってるんですね。特にキウイ!スゴイボリュームですね。先日個人投資家VSディラーというタイトルでブログを書きましたが、コレを見るとどこかの時点でキウイ円はストーンと下げるかもしれない、、、と思ってしまいます。ご注意!!
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