2008年9月5日金曜日

ユーロとクロス円はいったいどこで下げ止まる?
常識的(マーケットに常識などないのはわかっていますが、、、)にみて、
下げすぎたら、戻るでしょ。と考えるのは自然なこと。
しかし、この相場、戻りを狙うのは危険すぎます。
戻っても時間足レベルでしかないので、チャートの前に張り付いて
瞬時にポジって瞬時に利食わなければ利益になりません。
例えそれが可能で、ポジション取った後にうまく上がったとしても
もう少し戻るよね?!などと欲を出してしまったら最後、
その後倍返しでやられます。

底はどこ?

今日のFOREXRADIOでは、だいまんさんと小林芳彦さんにこの質問を。
イヤー皆さん、まだ買っちゃ駄目ですよ。オンデマンド放送を聴いていただければ。
ユーロドルが下げ止まる節目はどこか、ポンドル、ポンド円、オセアニア通貨、、、
各通貨の見通しをお二方に伺っています。

これだけ下げているんだもの、ストップつきまくってロングポジションはかなり
整理されたのでは、と思いますよね?ところがどっこい(古い表現だなぁ)
まだロングに偏っていると小林さん。その理由は?

また今日はお便りで、ドル円とユーロドル、何故同じ方向に動くことがあるの?
という質問が。確かに逆に動くものと思っているのに何もかも一緒に下がることがありますよね、、、。答えはオンデマンド放送でご確認ください。

収録後の食事会で盛り上がったのは為替の話と健康の話(笑)
私が存じ上げるディーラーさんたちって健康に頓着がない方が多いような気が、、、。

帰宅後チャートを立ち上げてびっくり。
ユーロもクロス円も一段安。投げ売られてるみたいな、、、、。
先ほどまで一緒にいただいまんさんのレポートが配信されてきました。

英MPC、ECB理事会では、金利が据え置かれたが、トリシェECB総裁の記者会見が新味にかけ、ユーロ相場をフォローしなかったことで失望感を買い、さらに予想より強い8月米ISM非製造業指数、ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相の「ユーロは対ドルなどで過大評価されている」との発言を受けて、ユーロ相場が急落となった。NYダウの寄り付からの268ドルの下げは、ドル売りに繋がらず、クロス円の売りが更に欧州通貨を押し下げるという悪循環を生んでいる。

だいまんさんのレポートから。(後でだいまんさんに転載許可いただきます)
なるほど、至極簡潔に値動き整理できました。

このところユーロ圏から出てくる材料は悪いものばかり。
もちろんドルだった悪いのですが、ドルの悪材料には慣れてしまったことと、
サイクル的には売りが一巡してしまったのですね。
欧州の売りはこの7月から始まったばかり。
つまり、これから本格化するということになります。
そうなると、ユーロは値頃で買ってはいけない。

むしろこれから売りが本格化すると構えていた方がいいでしょう。
それでもやっぱり、安値を追随売りするより戻りを売りたいんです(笑)
これで怪我しちゃうんですけど。

BOEも予想通りの据え置きですが、来月出てくる今日の理事会の議事録の内容が重要。
利下げ派が増えているか否か?

議事録発表の日はこの内容如何でまた大きな動きとなりますので覚えておきたいですね。

この辺りの解説も今日のFOREXRADIOで話しています。

さて、戻ったら売るわよ!と構えてめぼしいラインに指し値を置いてあるのですが、
指し値まで戻らずに急落するんですよね。まさに戻り待ちに戻りなし相場。
帰宅してからの急落後はさすがに売れなかった、、、。
ということで今晩もポジションを取っていません。
この急落後、反発狙いのロングを仕掛けようか迷いましたが、禁じ手は封印しときます。

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