2008年9月7日日曜日

注目の8月の雇用統計は、失業率が6.1%と予想外の大幅悪化。
非農業部門雇用者数も8万4000人減と8カ月連続で減少、
事前予想平均が7万5000人減でしたので、こちらも悪い結果。

発表された瞬間はドルが売り込まれましたが、
すぐさま買い直され結局は発表前よりもドル高でNY時間を終えています。

「かしこいFX」では高野さんがテクニカル分析から推測し雇用統計でドルが買われる?
といった分析をされていましたが、まさかこの内容においてそういう動きになるとは、、、、。

解せないのはクロス円。

戻り売りに相場に徹するが勝ちと信念を固めたところでしたが、雇用統計後のクロス円高、
これ、売っても良いと思います?

日柄でみても値頃でみても、そろそろ反発してもいい頃に見えますよね。
雇用統計きっかけで押し目買いに転換したのかもしれない、、、という誘惑にかられます。
しかし、ここ1ヶ月戻りをとろうとすると失敗するというのがすり込まれてしまっているので、
買うのは怖いです、、、。かといって素直に売ってもいいのだろうか?

というのも、週末に出たこのニュース。

米下院金融サービス委員会のフランク委員長(共和党)は6日、

米政府が連邦住宅抵当金庫ファニーメイと連邦住宅貸付抵当公社フレディマックを
国の傘下に収める計画だと明らかにした。 
7日に正式発表される可能性があるという。
いよいよ財務省が公的資金注入に伴う財務省の権限や
経営陣交代の最終調整に入ったとのこと。

この材料を市場がどうとらえるのか?ですよね。

1、 何を今更感。いずれやることは市場は折り込み済み。あまり影響なし
2、 いや、やはり実際に投入はインパクト大。安心感から株高、ドル高。
3、 財務省の資産減少で不安贈、株売り、ドル売り加速。

2番かな。普通に考えると。
週明けのマーケットの反応を見てみないとわかりませんね。

先週は大きくギャップダウンしてスタートしたドル円クロス円マーケット。
今週はひょっとするとギャップを空けての上昇からスタートするかもしれません。
となれば、短期的トレンドは変わりました。ある程度の戻りが取れる環境になった?!
こんな時はポジションを週またぎで持ちたくありませんね。

今週は水曜にドレスナークラインオート証券のジョセフ・クラフト氏とのプログラムがありますので、
この先の見方を伺うつもりです。

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