GSE救済策にもマーケットがこれを好感したのはたった1日。
公的資金の切り札が出てきたのに、株も商品も下げ止まらないの?!
という疑問を抱かれている方は多いと思います。
いえいえ、昨今のマーケットの地合いが悪いのはGSE問題じゃなかったはず。
むしろリーマンの経営破綻の懸念など他の材料での金融不安再燃による売りです。 お間違いないように。
と、このところのマーケットの動向を大変わかりやすく整理してくださったのは
ドレスナー・クラインオート証券のジョセフ・クラフト氏。
今日はYMTVの「為替That‘s談」にてジョーさんに、
GSE問題はじめ、リーマン問題、アメリカ政府のスタンスなど
このところのマーケットをとりまく様々なニュースの見方、今後の展望などを
あますところなく解説いただきました。
リーマンの決算は何故1週間も前倒しになったのか?
リーマンが倒産する可能性と、そうなった場合のマーケットの反応。
ポイントはリーマンが倒産するかしないではありません、
アメリカ政府がこれをどうするのかにあります。詳しくはジョーさんの解説をお聞き下さいね。
勿論ドル、ユーロ、ポンド、オセアニアなど各通貨の今後、
原油など国際商品の今後などについてもお話うかがっています。
お話の中にも出てきましたが、セリングクライマックス的な下落がないんですよね、まだ。
この点が気がかり、、、、。しかしながらテクニカル的にはちょっと行き過ぎですよね。
常に冷静にマーケットの展望を的中させているジョーさんのお話を聞くと頭がすっきりします。
さて、注目されたリーマンの6―8月期決算は、
39億ドルの赤字、1株当たり損失が5.92ドル。事前予想よりかなり悪い結果です。
抜本的な財務強化を図るとした再建策として 資産や事業の売却を発表しました。
資産運用部門の過半数株を売却する意向を表明したほか、
商業用不動産資産の大部分を分離し新会社に移す方針ですが、
商業用不動産売却投資運用部門の大半の売却で
3000億円増資と同じ効果が得られるとしています。
このリーマンの決算の内容如何ではマーケットが大荒れとなるのでは
とも見られていましたが、為替を見ている分には
あまり市場に与えた影響は大きくはありませんでした。
ダウ平均は買われていますが、、、。原油金は売られています。3:30
1.4420ショートのユーロドル相場を
昨日の戻りのすっ高値1.420で売ってしまったのはかなり後悔しています。
もう一度どこか戻ったところで売り直したい、、、。
それから今日の番組でリスナーの方から質問がありました。
私の7月に建てたトルコ円85.66円のロングポジション、どうなってますか。
2008/09/05 売1 枚85.30円。
あれ?結局マイナスじゃないの(笑)なーにやってんだか。
94円まで上げたんですよね。なのに、買値まで下げてからポジションを切るとは!!!
ジョーさん曰く90円台は高いが、80円台は拾いたいとか。。。。
90円台で売って80円台で買わなくちゃ行けないのに、今回は逆をやってしまいました。
またどこかで買い場探して買い参入しますよーー!
んーもう一段、セリングクライマックス的下落が欲しいところですねぇ、、、。
※今日はラジオNIKKEIマーケットトレンド 金価格の今後について
デリバティブジャパン記者、石川久美子氏にお話伺っています。
お時間ある方は オンデマンド放送をどうぞ。
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