最悪期は脱した、、、との見方が広がっているようです。
日経平均株価は3営業日続伸。
先週の水曜の日経新聞にはネット証券に新規口座開設や休眠口座開設の問い合わせの電話が
殺到しているという記事が掲載されていましたが、バフェット氏に習って今の安値は「買い」と
見ている新しい投資家の出現も頼もしいかぎり。
それにしてはドル円もクロス円も上がらないですよねぇ。
為替市場は株価が上昇していても円高圧力が勝る流れ。
格付け会社のフィッチ・レーティングスは、米住宅価格が安定するまで現在の水準から
更に10%下落するとの見通しを示していますが、住宅価格だけをとってみると
世界中のマーケットの暴落と比較するとそれほど下げていないと林さんはおっしゃってました。
あれ?サブプライム問題って住宅価格の下落が問題だったんじゃないの?
という疑問をお持ちの方、詳しくは先週のFOREXRADIOオンデマンドを。
フィッチによると米住宅価格は2006年のピーク時から22%下落。
価格がピークから底値をつけるまでに30%下落すると予想していることから、
現在の水準から更に10%下落するとの見通しを示しているのですが、
世界の株式市場は20%どころか30%、40%ともっともっと下げています。
いまさら住宅価格がさらに下がってももう先に下げちゃってますからーー。となるのか?
あるいはやっぱり住宅価格が下がると評価損拡大に繋がるために更なる下落のスパイラルとなるのか?
そういえば日米欧で時価会計の見直しが検討されているようですが、
実際に時価会計が凍結されれば住宅価格が下がろうが、株が下がろうが
心配ないということになるのでしょうか?
さて今日発表されたオーストラリアのRBA議事録。
「10月の大幅利下げは数ヶ月にわたって行う予定だった分を前倒しした」
「1%の利下げは妥当」「大幅利下げは将来の決定パターンになるものではない」
「雇用の一段の鈍化を予想する」などの内容ですが、尤も効いたのは
「豪ドルの下落は景気の減速を緩和させる」と、
オージーの下落を半ば容認したと思われる点ではないでしょうか?
発表後にオージー売りが加速しました。
まあ、その後はオージーだけじゃなくてクロス円全部下げてますけど。。。
戦略としては昨日書いたレンジでの逆張りで行こうかと思ってます。
今日はポンド円175.30円の本日高値で180円方向へ上げると見てロングして失敗、174円で損切り。
「そうか、今日は170円方向への下落の日か」と思い直し、すかさず173.90円でショート。
これを171円ジャストで利食い。損失は利益でカバーできました。
170円近辺までひきつけたら今後はロングしてみたい。
あれ?相変わらずポンド円ばっかりやってるなぁ、、、、。
気がつくとユーロドルなんかも前回安値を割り込んでチャートを悪化させてるし、面白そう。
ユーロドルはさらに弱いはずと見ていただけにこの下げに乗れない自分の迂闊さを反省。
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