日米ともに3連休の最中ですが、
為替市場はそうもいっていられないのでG7の復習でもしておくことにします。
ブラックマンデーとかなんとかネーミングをつけたい向きが[ブラックサーズデー]とか[ブラックフライデー]とか言ったりしているようですが、一体どの日を取り上げて悪夢とすればいいのかわからないほど毎日がパニック。
G7が待ちきれず「10カ国強調利下げ」に踏み切ったものの下落に歯止めをかけることはできず、もうできることが見当たらないといった中でのG7、市場もそれほどの期待は持っていなかったとは思うのですが、そうは言っても何とかしなきゃ世界恐慌目前、ウルトラCは出るか出るかと注目されていましたが、、、、。
金融機関に対し、緊急かつ例外的な行動が必要なことで同意。
公的資金注入の必要性で協調的な姿勢をアピールし
金融問題に焦点をあてた「行動計画」という5項目の指針を取りまとめで閉幕!!
■G7「行動計画」の骨子(asahiコムから)
1.システム上重要な金融機関を支援し、破綻を避けるためあらゆる手段を活用
2.信用市場と金融市場の機能回復のためあらゆる必要な手段を講じる
3.金融機関に対し、必要に応じ、公的資金と民間資金で資本増強できるようにする
4.各国の預金保険プログラムが強力で一貫していることを確認
5.必要に応じ、抵当証券など証券化商品の流通市場を再活性化させる
G7では通常、経済情勢の分析や課題を盛り込む「声明」をまとめる形をとっていますが、
こうした形をとる事で「各国当局の危機意識が伝わった」と一定の評価をする向きもありますが、
というのも公的資金をつかっての資本注入にしても、
この点についてマーケットが踏み込んだ内容を期待していたとするなら、
協調介入?
まだその手がありますけど、、、G7ではそういう話は出なかったのでしょうか?
今回のG7で抑えておきたいポイントとして
■日銀の白川方明総裁
「必要で適切なときに(政策変更を)行う」
日銀としても緊急時には利下げを検討する余地があるとの考えを示唆
そうですか。この間は協力しませんでしたけど。
■ECBトリシェ総裁
「物価上昇リスクは減退した」
インフレファイターのECBがこのような発言をするとは。
これからのマーケットは「最弱通貨対決」ですね。どの国も金利は引き下げ傾向です。
金曜のYMTV はタイトルを何度も変更してのプログラムとなりました。
高野やすのりさんとだいまんさんにこの相場の考え方を聞いています。
だいまんさんのテクニカルサポートポイントも!!お見逃しなく。
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