2008年11月13日木曜日

ついに来ました。

煮え切らない動きが2週間近く続き悶々としていましたが、方向がはっきりしました。
今一度の円高到来です。

今日ポンド円は151円から141円アラウンドまで10円近く崩れました。
ユーロ円だって123.50円から118円アラウンドと5円近い下落。
ドル円は地味ですが、98円から94.40円までと3.50円近く動きました。
ドル円のパフォーマンスとしては上出来です。上出来、、、、なんて上から目線でのコメントも(笑)
99円ショートをずっとずっと耐えて持ち続けたわけですから
「勝負あった!」という自負も込めているわけです。お許しを。


ドル円の基本スタンスがしっかりしていると、
クロス円でポジション作っていても、
どんなにボラタイルであろうとも右往左往することなく構えていられます。
やはりドル円という基本ペアの見通しをしっかりと持てるようにならないと駄目ですね。
だって個別のファンダメンタルで動く相場じゃないもの、特に今は。

しかし今日の下落のきっかけは一体なんだったのかしら?

ポールソン財務長官は自動車産業は「重要な業界」で、
「自動車産業を支援する1つの選択肢は、既存の政府救済計画の修正・拡充」であるとし、
いかなる解決策も長期的な存続につながる必要がある、との考えを示した。
というようなニュースがロイター配信されていますが、これだけを見ると売り材料とも取れません。
他になにか発言があったのかもしれませんが情報がない。
明日朝になればわかるのでしょうけれど、、、、。
現在ダウは300ドル前後の下落、
原油が56.64ドルまで下げたようで、これは勿論年初来安値。
高値が7月の147ドル台ですからわずか4ヶ月で90ドルの下落です。
ああそうか、ヘッジファンド決算の45日ルールって15日頃でした、もしかしてそれなのかなぁ。。。。

まあ、理由はどうでもいいです。師匠にはテクニカルから下がることはわかっていた。
そういうタイミングで、不思議なことに下げ材料が出てくるものなんです。それだけのこと。
あーなんか書いててカッコいいー。自分の分析でこう言えるようになりたいものです。

あ、今日は平常時ならかなり材料視されますイギリスのインフレ報告が出ました。
景気先行き懸念が示されるなどハト派的内容。
加えてBOE総裁の『追加利下げの用意がある』との発言もあって
ポンドはさらに弱い展開を強いられたようです。
ここから更に下があると思いますが、ちょっとここまでくると戻りも入れるでしょうから
ポンド円のショートポジションは少し手仕舞うことにしました。

ポンド円150.10円で追従売りした分を利食い。154.26円ショートは継続します。
ユーロ円125.95円ショートは全部清算。
ドル円99円ショートは継続。
オージー円55.89円ロングはまだ耐えられます、継続。

この先の戦略は戻り売り、私の好きなポン様を積極的に売ってみたいのですが、
なんか今日悪材料が出すぎたのでこういう後って意外に下がらず、、、
むしろ上がったりするんだよなぁ、、、などと思っているところ。
ともかく明日満月、まだまだチャンスはあります。

注目しているニュース↓
FT紙によると ジョージ・ソロス、ジョン・ポールソンなどを含む米5大ヘッジファンド代表が、13日開かれる米下院の監督・政府改革委員会の公聴会に出席し証言する。
何を証言するのかしら?
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