では
2009年東京市場のスタートを前に2日スタートしたアメリカ市場を振り返っておきます。
株式市場は大幅に3営業日続伸。ダウ平均は昨年11月5日以来終値で9000ドルを上回りました。でも出来高は通常時の半分程度の閑散相場、こんな時の上昇についていくのは危険極まりない。
新年のご祝儀相場ですね?!
これを背景にドルも全面的に強含み、ドル円は92円台まで急騰!!
ユーロドルも上昇、クロス円も上昇で円全面安。
2008年に急激な円高スタートしたのとは間逆の動きとなりました。
ダウのご祝儀相場が継続しないとなるならこの円売りも長続きはしないはず。。。
というのも。
2日発表された12月ISM製造業景況指数は32.4と事前予想の35.5を大きく下回りました。
この数字は1980年6月以来の落ち込みだそうで
製造業の不振が深刻な状況にある事を示しています。
この指数は50が分岐点。12月の発表で5ヶ月連続で50を下回りました。
また構成項目に「雇用指数」というのもあるんですけど、
これも1982年以来の低水準と著しい悪化が見られたことから
今週末9日の雇用統計への懸念も出てきました。
このISM指数が発表された直後はドル売りだったのですが、
何故かダウが上がってのドル高転換。
これを指標が悪いのに上昇という強いシグナルと見るか、
単純なご祝儀相場での危険な上昇と見るか、、ですが、
私はこのまま上昇に乗っかるのは危険だと思います、、、、。
ただし、テクニカルは好転しているようですので短期的にはもうちょっといけるのかな?!
91.21のロングはどこで利食うべきか悩んでおります。
売っちゃおうか。もう少し粘ろうか、、、、。
あ、ポンド円のショートは見事撃沈。132円超えたところでロスカット、、、、。
でもその後の31日未明の暴落とV字回復、あれは何?!
あんな動きがあるからポン様は怖いんですよね。
しなしながらその後132円でロングに戦略変更。まだ保有してますがあまり長くは持つつもりなし。
変わり身の早さも儲ける秘訣よー!!
今週は早速週末に雇用統計などのビッグイベントがありますがその前に
8日(木)21:00 英中銀政策金利発表などのイベントもあってこちらも波乱要因となるかも。
イギリスは現在2%の政策金利を1.5%に下げるという見方が多いようですが、
さてどのくらい金利を下げるでしょうね。
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