2009年1月19日月曜日

若干のギャップアップからスタートした今週のドル円相場。
東京時間にその窓を埋める下落を演じてロンドン時間から揉み合いに入りました。
方向感なき気迷い相場といった感じかな。
ドル円は大きく動いていないのですが、ユーロドルやクロス円は売り込まれてます。

アメリカとが休場となる今夜は
ここからあまり為替市場が激しく動くことはないと思うのですが、
オバマ大統領就任のセレモニーが実質スタートしており、
20日の就任式が無事終わるまでは何が起こるかわからないので
あまり積極的にポジション取りたくはないのが本音。

アメリカ新時代の幕開けとなる今週のマーケットにヤマ賭けしてみるなら
ドルは売りだろうか、買いだろうか、、、などと思いを巡らせてみないでもないのですが、
そういうディールはハイリスク!!止めておきましょう。やるならもっと別の視点で。

今日はドルよりもポンドに注目が集まりました。

英政府による追加の銀行救済策が発表されましたが、
この内容が予想の範囲内に留まり期待されたほどの内容ではなく
ポンドには失望売りが広がっています。

■英政府による19日発表、追加の銀行支援策
※銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドへの出資比率を引き上げ
※英中央銀行が民間から優良資産を買い取る資産購入プログラムを創設。
 当初の買取額は500億ポンド(745億8000万ドル)。
※金融機関が、保有する高リスク資産を認定し手数料を支払って、
 政府の損失保証を受けることができる制度の導入(最大損失額を確定できる)
※ さらに資産担保証券の保証制度を新たに創設し、4月から保証を開始する。

今日はこの他にも 英シンクタンクが、
2009年の英国内総生産(GDP)成長率はマイナス2.7%となり、
1946年以来の大幅な収縮になるとの見通しを示すなど弱い材料が目立ちましたねぇ。
なんでも政府が一段の対策をとらなければ、
リセッション(景気後退)がデプレッション(恐慌)となりかねないと警告しております。
なになに?!デプレッション、、、。
今年もまたいろいろと覚えなくてはならない言葉がたくさん出てきそうな予感。

ということでポンドが売られる展開となっています。
このまま再び130円割ってしまうのかしら、、、。
このところポン様とは相性が悪いのですが、こりゃ下げるぞ^^と
130.98円で(随分また下で売っちゃったわ)ショート。
決断が遅すぎかもしれない、、、と腰が引けてます(笑)
急反騰が怖いので、131.50円を超えてきたら撤退。
目標は前回安値への面あわせか、、、もしくはそこを割るところまで。

そして最終計画中だったオージー円ですが、やはり一旦撤退しておきます。
60.82円で利益確保。55円台でのロングでしたので、十分利益は利益ですけれど、
68円くらいまで高値があったことを思うと出口としては成功とは言えないかしら?
やはり、12月の安値が大底ではないかもしれない、、、
まだまだ波乱が待ち受けていると思いますので、一旦身軽になっておきます。

同じ理由からドル円ショートは継続中。


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