2009年4月25日土曜日

東京時間のお昼前ドル円は98円どころから96.60円近辺まで急落。
外銀が売っていたようですが、材料は明確ではありません。
現在(24日23:00)97円台まで戻ってきましたが、
フォードの決算が思いのほか悪くなかったようです。
また3月新築住宅販売件数も35.6万件と予想33.7万件より良かったことも好感されて
じりじりとドルが買い戻されています。
日足や4時間足などのテクニカルを見るとまだ弱く売りスタンス継続かと思うのですが、
ちょっと戻りを入れるのかな?でもまだ戻ったら売られる地合いが続くのでは?
今日目立ったのが夕方からのユーロの上昇。独IFO景気動向83.7の数字を受け大きく買われました。
この数字は昨年2008年12月以来の高水準。

それにしてもこのところ英国の材料が多いですね。
今日もポンドは乱高下。
1-3月期の英GDP成長率は前期比▲1.9%年率換算▲4.1%と
市場予想平均を下回り、ポンド売り加速。
また英国のテレグラフ電子版が英国の2009年度予算を受けて、
政府債務の大きさから英国のソブリン格付けがAAAから格下げの可能性が高まったと報道、
その後格付け機関ムーディーズは
「英国の格付けは“AAA”で見通しは安定的、見直しはしていない」と否定しするものの
やはりこのニュースが今日のポンド売りの大きな要因となっていたようです。
英国債券の2008-9年度の発行額は1500億ポンド弱で過去最高でしたが、
2009-2010発行予定額は過去最高の2200億ポンド、
ここ10年間の平均の4倍以上になるとの試算もあるとか。
インチキ格付け機関の格下げが無かったとしてもこの債券発行額、
悲観されて然るべきでしょう。

材料だけ見ればもっともっと下げてくれなきゃ、、、って。何?20時過ぎの急騰。
誰が暴れてるのかしらね?!理由無き急騰について行ってもいいことありません。
というわけで超短気スタンスで143.60円でショートしてみました。
調整終了となるのはもう一度下げてからという気がいたします。
このまま上がる地合いにはないんじゃない?141円割れで利食えたらいいな。
(コストまで戻っちゃったら切ります)

昨日のFOREXRADIOでは個人投資家3名をゲストにお迎えしました。
ウチお二人は先日の川口為替会参加者、
お一人ははるばる鹿児島からスタジオにお越しいただきました。
取引スタイルは三人三様。
中長期のみ、インデックスを見ながらタイミングを計るスーさん、
何故かユーロポンドばかりデイトレするというマーさん、
ドル円をだいまんさんのリポートを参考に取引するという下手くそナンピン野郎さん。
その手法など詳しく番組で伺っています。
いやー面白いです。見ているものは人それぞれ。
取引スタイルは性格によっても違うようですね。
また今後のドル円相場の展望もお三方に聞いています。
なかには70円台という衝撃予測も?!
先日著名な専門家が130円予測を出して物議を醸していますがその差50円、、、、。
為替の予測って難しいですね(笑)

明日はだいまんVS大倉孝為替デスマッチ!!




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