2009年6月10日水曜日

結局またドル安なんでしょうか。
調整、、、と呼べるほどの下落がないままに再び上がってしまうのかしら。
リスク投資回帰の流れは「利益確定売り」をこなしながら続いているということなのかも、、、。
戻り売り戦略とした自分のシナリオに自信を喪失しつつある今日の動き。
昨日書いた時間帯で戦略を変えろ!なんてのは今日の東京午前までしか有効じゃなかったし。
「東京時間13時からの転換」を忘れてました。
何故この時間に動き出すのかはよくわかりませんが、
東京午後13時から地合いが変わることが良くあるんですよね。今日はまさにこのパターン。

NY上げ→東京午前下げ→13時から上げ

ってことでポンド円ショートポジションも東京午前時間に利食っておかねばならなかった、、、。
13時からの意味不明のポンド上昇にコストで切らされる羽目になりました。
んーやはり今の相場、利食い千人力か。
調整の目処などつけて達成まで待つなんて戦略だと持っていかれちゃうわ。

雇用統計後から昨日まで加速していたドル高の流れが止まってしまいました。
米債利回りの急上昇で金利差拡大からのドル買いという見方もありましたが、、、?!
すでにFRBが年内に利上げに踏み切るという見通しも出始めているみたい。
いくらなんでもそりゃないんじゃないか。
それが証拠にドル高はトレンドにはなってない。
結局ドル安トレンドの中のちょっとした調整に過ぎなかった、、、、ってことになりそうな動きとなってきています。
GMイベントリスクが去り、雇用統計が良くってしかも
今朝方には「大手銀行19行中10行につき、総額680億ドルの公的資金返済を承認」との
声明が出されて、なんだかいい材料ばかりが出てきているように感じますけど、
そんなことはないはず、、、。
GMチャプター11適用も、
不採算部門の資産売却などの計画がスムーズに進むか否かにも疑問がありますし、
(米連邦高裁が、GMの資産売却に対して許可を出す期限が7月10日)
今回良かった雇用統計ですが、GMの影響が今後統計に反映されるだろうことを想像すると、
このまま上げ続けるというのには疑問があるところです。

それでも今の流れに歯向かっても勝てないのが相場の世界。
今は押し目は拾うべきなのかしら?
昨日S&Pがアイルランドのソブリン債の格下げをやってユーロが売られた模様ですが、
すでに消化してしまったようですし。今は悪材料より好材料に大きく反応する地合いのようです。

ということで、ちょっと迷いが生じておりますため、
今日のポジションはなし。お休みなさい。

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