2009年6月24日水曜日

いやー凄い勢いです。
まさかユーロドルが1.4000を超えるような上昇があるとは思っていませんでした。
日足ではなんとなくH&Sを形作っているようにも見えないでもない感じだったでしょ。
、、、H&Sというには変形すぎるか(笑)

色々探っていくと欧州の要人発言なんかが結構影響しているっぽい。

ウェーバー独連銀総裁「ECBは利下げの余地を使い切った」
→もう利下げはないだろうとの思惑
オルドネス・スペイン中銀総裁「ECB(欧州中銀)の金利は適切」
→同じく利下げはもうないと重ねて確認
ビニスマギECB専務理事「ECBは公共財政赤字問題を解消するためにインフレを放置しない」
→もう利上げですか??!

これらは心理的に作用したかもしれませんが、
ユーロが強いというよりはドルが弱いんですね。
ストレート通貨をみるとポンド、オージー、キウイなんかも強いんです。
だからドル円ではドル安円高です。
しかし、クロス円はストレート通貨に連れて上昇、ドル円とは連動していません。
難しい値動き続きますね。

今日は日経平均は約3週間ぶりに9600円台を割り込みました。
世界銀行が22日公表した報告書で、
今年の世界の経済成長予想を▲2.9%とし、3月時点での▲1.7%から下方修正。
これは戦後最悪の水準だそうです。
日・米・欧の先進国だけではなく、
BRICs各国の成長率予想も同時に引き下げるなど、
マーケットに与えたインパクトは小さくないようですね。
ダウ平均は今日も安く始まっているようです。

というか、6月中間期末決算を控えて、
ヘッジファンドなど欧米金融機関がポジションを
手仕舞っているという話もありますが。

それならドル安なのに原油や金などのコモディティ市場も
一緒に下げていることにも合点がいきますね。
とりあえず何もかも一旦手仕舞いなんでしょう。
過去10年で8回も6月下旬からダウ平均が崩れるという
アノマリー通りの動きというわけです。

しかしドル円95円には鉄板でもあるのかと思わせるような
しつこい反発が繰り返されましたが
1:30過ぎ95円ラインを割り込んで来ました。
ズルッとすべらないのが気持ち悪いですが、
ここを割ったのなら93円台のレンジ下限までの
下落があってもおかしくないでしょ?!
ということで94.95円でドル円ショートしてみました。
、、、、あ!?順張りでいけるかな?下手するとここが底値かも(笑)
95.20円超えてくるようなら切ります。

さてポンド円の戦略ですが、、、
昨日寝る前に156.50円で売りました。
これがヒットで今日155.24円で利食いに成功。
今日午後からの戻り局面で利益を削らずに済みましたー。
ここからは、、、、もちろん戻り売り。
157.30-40円くらいまで上がったら売りたいですね。
4時間足を見てください。
見事なH&S完成でしょ?!
ここはネックラインまで戻ったら売りで決まり!
でも、、、、ネックラインがどの水準か見極めが難しい。
157.50-90円辺りにも見えるんですよね。
んーポンドは50銭くらいのブレは覚悟とはいうけれど。。。。

書いているうちにドル円が95.20円くらいまで上昇しています。
どうして私が売ると上がるのよーー
やっぱり今は順張りでポジション取っちゃダメなのかな。
切るべきかどうか悩んでます、、、。


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