今日の日経新聞の1面
「海外の利益 日本に還流」
お読みになりました?!
2009年度の税制改正で海外子会社から受け取る配当金について
95%分が非課税になりました。
これを受けて、海外で稼いだ利益を国内に還流する動きが
相次いでいるというのです。
記事によると三井物産は2010年3月期に
還流額を前期比200億円超増やすほか、
第一三共は海外子会社からの配当を始めるとのことで、
世界で稼いだ利益を日本に集約すれば
効率的な投資や機動的な株主配分が可能になるため
税制改正が資金の効率的な管理を後押しする契機になりそうだ-。
(日経新聞8月27日1面)
記事によると国内の還流される金額は将来的に4兆円にのぼるとか。
4兆円?!すっごーい。
じゃあ、超円高じゃない。
為替市場に与えるインパクトは大きいですよね。
この送金というのは4版期末に増える傾向があり9月には
送金が増加して円高になる可能性も。
と記事は締めくくられています。
じゃ早速円買いしなくちゃ!!!
しかーし。
あわてなさんな。
と、だいまんさん。
日本の場合4半期というより上半期、下半期の年に2回という考え方が強く
果たして9月にそういう動きが出るのかは疑問。。。。とかなんとか、
すぐに円買いに走らないように釘をさしております。
気をつけるべきは来年3月だとかいう話も出てきて
そんな先~~?!忘れちゃうかもーー
とにかく、このネタに関しての考え方はだいまんさんのお話をお聞きください。
また今日は選挙で政権交代があった場合の為替相場についても
話していますが、(介入思惑がウワサになっているとか)
それとは別に今日のブルームバーグの記事からまた新たな見方。
なんと
民主党が第1党となるが過半数には届かない「辛勝」に終わると、
景気のもたつきや対米関係の悪化を懸念した「悪い円高」が
進む可能性もあるとか。
ソシエテ・ジェネラル銀行の斉藤裕司外国為替本部長は、
民主圧勝なら「織り込み済みとされ、直後の反応は乏しい」ものの、
長期金利の上昇による内外金利差の縮小で「円高になりやすくなる」と分析。
年内には1ドル=90円を超えると予想する。
民主辛勝の場合は「ネガティブな円高」で年内に85円を突破、
自公政権継続だと「90-100円のレンジが続く」と見ている。
また米国債の購入に対する新政権の姿勢にも注目する。
米国債の購入に「慎重な姿勢を見せるだけでも、
米国の心証を害してしまう」と指摘。
これも円高要因になりかねないと見ている。
みずほコーポレート銀行の福井真樹シニアマーケットエコノミストは、
市場が民主党政権から想起するのは
「家計支援に焦点を当てた財政出動による内需拡大と
国債増発が国内金利の上昇をもたらす」
流れであるため、円高方向への反応が出やすいと分析する。
(27日ブルームバーグより)
というわけで、今事前予想では「民主圧勝」ですが、
これが「辛勝」だった場合が
最も円高リスクが高まるということらしいですね。
90円どろこか85円突破の円高の可能性を指摘する向きが
出てきたことは興味深いですね。
ということは今日ドル円相場93.40円とこのところのレンジの下限まで
円高進行となりましたが、戻りは売りで攻めるべきかしら?
ポンド円なんかボケボケしているうりにだらだら下げてるわ。
そろそろ安いから買ってみようかしら、、、、
ってのはやめておいたほうがいいとだいまんさん。
ポンドが何故弱いのか、いつから弱いのか。
そして今週末にでてくるイギリスのGDP改定値で
ポンドがどうぶれるかの予測なども
今日の放送、中味濃いですよ~
あーあ。ポンド円ショートズーッと持ってれば良かったな・・・
(タラレバは言っちゃ駄目!!って叱られちゃった)
戻りは売ってみようかしら。
戻り待ちに戻りなしな感じもしますけれど(笑)
というわけで。
売り場狙いでもうちょっと様子見継続です。
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昨日は日本酒飲んじゃって
酔い酔いで帰宅してブログを書いたので同じ原稿を2回もUPしちゃってました。
ひとつ削除します。すみません。