2009年8月18日火曜日

いよいよ日経平均に異変?!今日の陰線は大きい。
きっかけは期待が膨らみすぎた4~6月期のGDP速報値。

日経QUICKニュース社が集計した市場予測では前期比+1.0%、年率+4.0%
朝の経済番組では年率+6%以上の予想まで飛び出していたようですから
そりゃ期待が大きすぎでしょ。
結果は前期比+0.9%、年率では+3.7%

考えても見てください。
1~3月期は前期比▲3.8%、年率▲14.2%(改定値)
2008年12月が前期比5.2%、年率▲13.5%
だったんですよ。

確かに株価は戻っていて、底打ち説が蔓延しつつあるりますが、
2桁台のマイナスからいきなり+6%なんてのは浮かれすぎです。
期待が剥げ落ちた格好での日本株売りが襲った盆明け。
8月17日は相場の鬼門ですなー。

今回の+3.7%だって個人的にはびっくりですよ。
そんなにいい数字だったのって暫く記憶にない。
3%超えは2004年以降の20期を振り返っても
たったの4回しかありません。


この時期って前年2003年に日経平均が7603円で底入れしてから
2007年の18000円台の高値まで日経平均が1万円も戻した
好景気(と言われた)時期です。その時期でさえGDP3%超えは4期だけ。
3.7%って、、、この4-6月はそんなにも景気が良かったのか??
エコカー減税とかあったとはいえ、、、、。

さて。
NY市場に入っても弱気は継続中。
現在ダウ平均は200ドル超の下落となっています。
9200ドルサポートをあっさり割り込んで
9100ドル節目を試しに行こうとしているようです。

WTI原油価格も先週末に70ドルを割れたと思ったら
現在既に65ドル台と大きく調整を入れています。

為替も日経平均のチャートほどドラスティックな形状ではないものの
今日もじりじり円高進行。ドル円は一目の雲を下に抜けてきました。
雇用統計直後97.80円程度までドル高進行となりましたが、
いまや94円を支えられるか否かという水準まで値を沈めてきています。
同じくポンド円が163円から現在の153円台まで10円も下げているのに
比べたら3円下落っていうのは相当地味ですけれど、、、。

このまま下落基調が続くでしょうか?

ダウや日経などの株価チャートを見ると大きく調整が入りそうだという
漠然としたイメージが浮かびますが、それって結構危険かも。
根拠なきイメージですよね。そんな気がするだけに過ぎない。
ショートを抱えているととにかくそういう希望的観測を持ってしまいがちですが、、、。

現在持っているポンド円のポジションはどうしようかしらん。
今回のトレードの成功は高値で売れたからでした。
雇用統計後に吹き上げたところを売ることができた。
(直後は結構担がれましたけれど、、、、笑)
一旦利食って再度売りなおしましたが、それは下げがまだ足りないと
感じたから。でも、この水準まで下げてくると、、、、、。

ポイントはここから新規で売り参加したいかどうか。
と問われると、ここからはちょっと戻りそうじゃない?!
戻るだけならいいですが、調整完了な感じもしないでもない。
ポンド円は日足で一目の雲が支えに入ってきています。
目先ねじれて細くなっているので、ここを突き抜けて下げる可能性もあるにはあるのですが、、、、。
なんとなくここで反発しそうな予感。
こんな時はポジション半分利食って様子を見るという手があるのですが、
半分に出来ない(泣)今回1枚しか建ててないの、、、エヘ。
んーーーどうしようーーー。
ズルッと株価が崩れれば、もっと下げるはずだけど、
なんかここまで来ると皆がそう思って偏りそうで怖い。

ということで、利食っちゃいました。

153.90円。390pipsゲット!1枚だけど(笑)

ここからは売りも危険と判断。もちろん買いも危険。
少し様子を見てから再出動します。

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