10月、下期入りでなにか大きく動き出すわけでもなく。
先週の雇用統計は「どうせ悪いだろう」という予測に合った結果だったと思うのですが、
何故かドル円が急騰、結果受けて一時50銭ほど売られた後の急騰でしたので
騙されて踏まされた向きも多かったと見受けられます。
月曜もその流れを継続できるか注目しておりましたが、
朝方は窓を開けて下落してからのスタート。
窓を埋める語りでジリジリ上昇とはなったものの
先週の雇用統計後の高値近辺の89.95円あたりは
頭が重いと見えてすっかり膠着状態。
クロス円を見てもストレート通貨をみてもこれといって特徴のない動きです。
今週は6日にオーストラリア、8日にイギリスのMPCと欧州ECB理事会が
予定されています。先月のアメリカFRBも若干出口戦略に対する期待があったものの
金融緩和策継続の結果となっており、今週のこの3カ国においても
大きな金融政策の変更の可能性はないだろうと思います。
トリシェさんとかキングさんが声明で何を言うかってところに注目。
6、7日にIMF・世界銀行秋季会合が開催されるそうですが、
そういえば先週土曜の日経新聞の朝刊に
「外貨準備ドル比率最低」という記事が掲載されていましたね。
6月待つ時点での各国の外貨準備のドル比率は62.8%で
ユーロ導入の99年以来で最低を更新。
ちなみにユーロ導入時点では70%を超えていたそうです。
一方でユーロはユーロ導入時点では18%程度だったのが27.5%に上昇、
過去最高を更新ですって。
ドル→ユーロって構図が見えてきます。
えーっと、円は6%→3%ですって。は、半減してる・・・・。
中国やロシアなどの新興国がドル比率を引き下げていることは
かなり前から話題になっていましたしので、
今更確認して驚くような話題でもないのですが、
この記事のなかで個人的に注目しているのは
「中国やロシアなど新興国がユーロや金などにシフトする動きが広がっている」と
金が通貨と同列に語られているところにあります。
金は現在1000ドルの攻防となっていますが、まだまだ天井感はありません。
ドルが売られれば売られるほど金が上昇するという流れは
当分続くんでしょうね。
となるとドル円相場なんかも円高気味に推移するのかなぁ・・・?!
それにしても、今日はマーケット薄いのかしら?
ドル円も地味な動きながら値が飛びやすい感じがするのだけれど。
この後のドル円まだイメージできませんのでノーポジションノーシナリオですが、
先週雇用統計直後に作ったオージー円ロングはまだ保有中。
ほら、金が確り推移するならオージー円は買いから入るほうが安心ですものね。
でも80円近くまで来たら一旦手仕舞う予定。
予定はあくまで予定ですけど・・・・。
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