2009年12月1日火曜日

ドバイショック明けの月曜日。
政府も急速な円高・株安への対応を協議し対策の検討を始めたとのことで
(2009年度第2次補正予算案に盛り込む予定)
一旦は混乱も落ち着いた様子。

そもそもこの「ドバイショック」が一時的なガス抜き程度に終わる問題なのか、
あるいはここから再び世界の株価は奈落の底へ落ちてしまうのか、まだ結論は出せません。
だって、サブプライム問題が発覚した当初だって皆口を揃えて大したことはないと言ってたでしょ。
FRB議長からして甘く見ていたくらいですもの。
サブプライムのそれと今回の問題は規模から構造からまるで比較にならないという指摘もありますが、
サブプライムの時だって、複雑に証券化されたCDSの実体を最初から理解してた人なんて
ほとんど居ませんでしたものね。ドバイの問題の裏側にどれほどの資金の流れがあるのか
わからないうちは、なんでもなかったとはまだ結論付けられないように思います。

ということで今日は日経平均こそ大きく戻りがはいったもののドル円クロス円はほぼ様子見。
しかも今日になっても藤井裕久財務相発言には不思議?なものが散見されました。

29日夜、「今の事態は静観しないといけない。(為替)介入はあり得ない」と述べ、
円高是正のための為替介入は考えていないことを明らかにした。(毎日jpなど)
というようなニュースが朝方出てきたかと思ったら

「(為替介入否定の記事について)介入しないとは言っていない」

なんてニュースがお昼ごろに流れてきたり。
どうなってるんだろう。

専門家らはとにかくもう黙っていて欲しいと思っているようですが(笑)
また、今日は鳩山首相による「円高対策、迅速に手を打たなければならない」
とのコメントにも反応したり、
菅国家戦略担当相による「円高への歯止めなど、3点の方向性を了承」との
コメントに反応したりとまだまだこうした要人発言リスクを
抱えているのが日本の状況のようです。

「円高への歯止めなど、3点の方向性を了承」の3点とは
①第2次補正予算では想定していたよりも積極的に対応する
②円高に歯止めをかける
③日銀と可能な限り協力する
ただし「円高に歯止めをかける」の具体的な対応にはコメントせず。

しかし、介入もあるのではないかといった警戒が一段の円高を抑えているものと
思います。介入ってことなんじゃないのかな。(個人的感想)

さて今週は水曜日ADP始め、ECB
雇用統計は水曜のADP、木曜の新規失業保険申請件数などで
事前予想が大きく変わる可能性もありますので
今から予測するのはとっても難しいのですが、
9.8~10.2%へと失業率も上がった前回。
今回はどうなるでしょうね。
でも新規失業保険申請件数がこの春66~67万件だったのを
ピークに減少傾向にあり、意外に失業率はピークをつけたのでは
という見方もあります。
まあ、木曜の今週の数字を見てみましょう。

まだ先週のショックから立ち直れず、
ポジションを作る気にはなりません・・・・。

くりっく365顧客ポジション状況をみるとドル円の売り買いは拮抗。
売り建玉 153940
買い建玉 157110
皆今迷っているんだなー。

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