ドバイショック・・・・もう気にしなくていいのかしら。
昨日の日銀の緊急会合の結果は概ね期待はずれとのコメントが
多かった印象でしたので期待で買われたまま結果を反映せずひけた
日経平均が今日どう動くのかに関心が集まっていたのですが、
終わってみれば3週間ぶりの3日続伸で、9600円台を回復。
米国市場でもNYダウが年初来高値を更新ですし、
欧州市場では7月以来で最大の上昇を記録とかで、
今のところすっかりドバイの信用不安は後退してしまったようです。
亀井郵政・金融担当相は
「日銀の対策にはうんと不満」
「まだ寝ぼけているところがあるから仕方がない」と述べるなど
相変わらずですが、同時に「新型オペについてはそれなりに評価する」
との見方も示しており、一定の効果があったと見てもいいのかなー
なんてムードになってきました。今のところ・・・。
ドル円は84円台まで下げた事を考えると87.50円までよく戻ったな、
と言う印象ですが、ここからが重い。
この先ドルをかう力が足りないと見えて、
87円台前半では揉み合いが続いています。
週末には雇用統計というビックイベントが控えていますので
ここからは動きにくいのかもしれません。
今夜でた前哨戦ADP雇用統計の結果は市場予想より若干弱い結果とのことで
クロス円が売られました。
非農業部門雇用者数が前月比▲16万9000人
市場予想平均は▲15万人程度。
ダウ平均もこの結果を受けてか今晩は伸び悩み中。
大きく売られているかというとそうではなく、上げられないといった感じ。
明日の新規失業保険申請件数なんかも注目ですが、
悪くても下げない地合いなら、よければ上げるんだろうなぁ。
などとぼんやり予想していますが、どうもここから何に手をつけていいものか
閃きません。なんとなく年末に向けてはなにもかも高いような気がしてきたのですが
相変わらず失った自信を取り戻せずにいますのでまだまだ様子見ですね(笑)
そうそう、金価格は月初に上がるパターンが何ヶ月も続いていますが
先週のドバイショックの時の調整はわずか数時間で見事に下髭化。
少しでも下げれば買いたい向きがパーッと群がってくるという印象。
中国の政府高官が2兆ドルを超す外貨準備の運用について
「金の保有量を3~5年以内に6000トン、
8~10年以内に1万トンまで増やすべきだ」と発言しており、
いよいよ中国が金買いに動き出すのか?!と関心が高まっています。