やややっ、想定外のドル下落!?
いえいえ、明日が新月だから一旦円高があるかも、、、なんてぼんやり思ってました。
ノーポジションですから偉そうに言えませんが(笑)
オンデマンド放送、聴いてみてくださいね。
くりっく365(個人)VS CFTC(投機)のドル円の戦い、
今晩のところ個人投資家に軍配!
今日はイベントが2つありました。
ECB理事会と米経済指標。
まずECBですが、金利は大方の予測どおり据え置き。
注目のトリシェ総裁の声明でもこれまでと同じ発言に終始。
出口戦略に向けた具体的な発言はなーんにも出てこなかったため
マーケットも反応なし。以下主な発言。
「現在の政策金利は引き続き適切だ」
「インフレ期待はしっかりと抑制されている」
「流動性は必要なときに吸収されるだろう」
「ECBは必要のない措置は徐々に解除していく見込み」
ドルの下落を招いた材料は米小売売上高。
今回発表分は12月ということで「クリスマス商戦」の結果やいかに?!という内容。
前月比▲0.3%・・・・・あれ?事前予想はプラスでしたよね。+0.5%。
しかも前月は+1.8%ですから、かなり大きな低下です。
自動車を除いた小売売上高も前月比▲0.2%と事前予想+0.3%より悪かった。
これは先月があまりに良かったための反動ともとることができますが
期待が高かったために、事実はちょっとショックだったのでしょう。
素直にドル売りで反応してます。
また新規失業保険申請件数も44.4万件と予想43.5万件より多く、あまり良くない結果。
ドル円は今91円を一瞬割りこみました。
クロス円も冴えない展開です。
また、先ほど格付け会社S&Pがギリシャがユーロ圏から脱退し、
ユーロではない自国通貨の使用を始めた場合、
ソブリン格付けはジャンク級(投機的等級)に引き下げる見通しとの見解だと伝えられ、
これで若干ユーロが売られる展開となりました。
ユーロから脱退した後にギリシャのソブリン格付けがどうなろうと、マーケット関係者は
あまり関心がないところだと思います。このニュースのポイントは「脱退の可能性もあるんだ?!」と
いうことを印象付けたところでしょう。気がかりなのはギリシャの行く末よりもユーロの行く末です。
人としてはギリシャの行く末だって気になりますが、マーケットを見る上ではユーロが
それによってどれほどのダメージを受けるのかがポイントになってくるのです。
こんなニュースで一時ユーロ売りが進みました。1.4445くらいまで突っ込みました・・・。
つまり、今夜は「円だけ買われる」流れとなっています。
ドルにもユーロにも弱い材料が出ちゃったものだから。
円は「安全資産への逃避行動」に恩恵を受けていると海外のアナリストがおっしゃっているようですが
円高になるのが恩恵だとはあまり思えないのですよ、日本人は。
しかしFXでドルショートしている向きにはいい流れですね。
ではどこまで円高進行となるのか?
91円を一時割り込んだ事で今日の材料を織り込んでしまったか。
それとも90円割れとなるようなドラスティックな円高がここから始まるのか?
むずかしー。
なんか、毎日気が変わって申し訳ないのですが、
今はなんとなく、暫く円高気味に推移するような気がしてきました。
88円台くらいまでは円高トレンドを形成するんじゃないか?なんて。
・・・・毎日気が変わるようではポジション作れませんね。
こんな時に参戦したら必ず負けます。
もっと解り易い局面までもうちょっとお休みします・・・。
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