しかし今日の東京時間の為替市場は全く動意がなく
後からチャートをみてもホントにビタッと同水準に張り付いちゃってて、なんとも情けない限り。
それは株式市場でも似たようなものだったらしいですが、女子フィギュアSPのせいでしょうか?フィギュアが終わっても動きは変わりませんでしたけど。
今夜は下院でのバーナンキ氏の議会証言が予定されていましたので、1月の新築住宅販売の数字とともに、材料待ちの相場ということだったのかな??
ロンドン時間に入りバーナンキ氏の議会証言はハト派的になるとの予測がでてドル売りが優勢となり、クロス円も右肩下がり。
そして24時の大本命でズルッと来ちゃいました。
1月新築住宅販売件数30.9万件:事前予想は35.3万件で悪化。
今回の数値は1963年の統計開始以来最低の水準なんだそうです。
2009年1月、リーマンショック直後と同じ数字にまで下げてきました。
これはちょっと今後、尾を引きそうな予感。
中味を見てみますと、月末の在庫合計が23.4万件へと増加の傾向にあり
在庫が積み増されている分の販売増がなければ住宅価格は更に下落する
リスクに繋がることに?!
ちょっと古い記事ですが、こんな記事を見つけました。
この新築住宅販売のチャートはNSJ日本証券新聞からの引用です。
さらにバーナンキ氏議会証言では
「政策金利は長期間低水準で推移する可能性」
「雇用市場は依然非常に弱い状態」
「公定歩合の引き上げ、政策シフトのシグナルではない」
などハト派的発言が目立ち、結果ドル売りとなっている模様。
しかし、90.25円から80.75円くらいまでわずか50P
ポンド円は139.20円から138.35円くらいまで1円にも満たず、
直後V字で戻っているわ・・・・。(ドル円除く)
ダウ平均や金価格はプラス圏、下げ幅縮小となっています。
なんでかな?
質疑応答で「米国が格下げされるとは予想しない」
なんて発言があったからかしら?
ともかく、ショック安は一時的なものとしてこなされた模様。
でも個人的には住宅指標がこれだけ悪いっていうのがどうしてもひっかかる。
もう少し蒸し返される地合いが継続するものとみたほうがいいような。。。。
暫く方向感なく気迷い相場となるんじゃないかなぁ。
少なくともドル円、クロス円を見る上では。
コモディティはすでにユーロ安ドル高のネガティブ要因を無視して堅調なチャートを
形成していますので、これまでのセオリーとは違った新たな相場を作り始めていると
考えたほうがよさそう。ユーロドルのチャートと原油のチャートに相関性があったのは
今は昔。今後はユーロ安ドル高でもコモディティ高という局面も不思議では
なくなっていくものと思われます。
でもポジションメイクにはまだまだ躊躇。
おやすみなさい。
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