昨日3月1日の満月に大きく売り込まれたポンドは
(英大手銀行が1.50ドルから大きく売り仕掛けたとの噂)
今日大きく戻すこともなく下値圏でウジウジした動き。
ネガティヴ材料しか見当たらないなかにあっても
さすがにここからのもう一段売りには抵抗があるようです。
同じくユーロも底値圏でちまちま動いていますが
ユーロドルはもう10日近く1.35水準を挟んで膠着中。
こちらもネガティブ要因しか見当たらなくて買うに買えず
かといってこのレベルでは売るに売れずで難しいところ・・・。
今日は多少ユーロが買い戻されたりもしましたが、
5日にドイツのメルケル首相とギリシャのパパンドレウ首相が
会談する予定があり、ドイツが何らかのギリシャ支援を提供するのでは
ないかとの観測も市場に広がっている模様。
ドイツ側は「期待すんな」って趣旨のコメントを出してますけど。
また3日にギリシャが新たな財政赤字削減措置を発表する、
と一部通信社がギリシャ政府報道官の話として伝えたりもしています。
これも今日のユーロの買戻しの材料になっているんじゃないかな。
昨日ギリシャのパパンドレウ首相が
「3日の閣議で経済についての決定行なう」と言ってますし、
ひょっとするとこれがきっかけで大きなショートカバーが出るかも・・・・。
さらに、今日のWBS(ワールドビジネスサテライト)で
ジョージソロスがユーロを大量に売っていて、
さらにユーロの仕組みが破綻する可能性もあると
指摘しているなんて話を取り上げていました。
実際のところソロスのユーロ売り・存続危機発言は
1月末くらいから目立って出てきていたのですが、
いよいよTVに取り上げられるところまで来たということは、
ユーロ一旦戻るのでは・・・。と感じています。
確か今日の日経新聞にもユーロへの懸念記事が。
これは臭うな。ここから売ると踏まれる典型的パターンじゃないの?!
と感じている次第ですが、ユーロ買っちゃ駄目かなぁ・・・・。
実際、今買うのはまだまだ怖いんですけどね。
とかなんとか考えていたら怖くなってきて
130円割れまで耐えて持ち続けていようと思っていた
ポン様ショート、買い戻しちゃいました・・・・。
なんという忍耐のなさ。
133.57円くらいで手仕舞いましたが、何故かその後ポンド再下落開始です。
今132.55円くらいまで下がっているじゃないですか・・・・。1円損した。
戻っても138円どころかな、と思いますので140円台で作ったショートは
安全地帯だったよな・・・もったいない。
まあ、いいでしょう。7円は抜けたので。
さて今日はオーストラリアが、
政策金利を0.25%引き上げ4.00%に引き上げました。
それでもオージー円80円ってなんだか重いですよね。
80円からは買いたくないな・・・。
今日にわかに盛り上がったのはカナダドル。
カナダ中銀は今日政策金利を0.25%に据え置くことを決めたのですが、
それでもカナダ買いがはいりました。なんで?
声明で「カナダの経済成長が1月時点のレポートより若干強い」
「強い経済や一時的な要因がカナダのインフレを促進」など
強い内容だったことが好感された模様。
オリンピックが終わって尚注目ってのは悪くないですねー。
でもこれがいつまでも支援材料にはならないと思われますので
利食いは早めに・・・・。
しっかしドル円はさっぱりわからないなー。
ユーロを買いたい→ドル安→円高
ってことになるけどここから円買いもしたくないしね。
でも200日線にがっつり頭を抑えられていてドル買いも
時間がかかりそう。少なくとも今の主役ペアではないので
手出し無用だわ。
動くのは週末の雇用統計に向けての思惑が出始めてから。
今ユーロドル1.3540ドルで軽めにロングしてみた。
1.350割ったら速撤退予定。
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