2010年3月18日木曜日

昨晩のFOMC、今日の日銀の金融政策決定会合はどちらも
サプライズはなく大方の予想通りとなりました。
つまり、これを素直に受け止めればリスク選好スタンスでOK。

FOMC:金利を長期間低金利維持すると再確約
=ドル安:株高:商品高連想

日銀:新型オペの資金供給額を10兆円程度→20兆円程度に拡大
=円安:株高:商品高連想

これでクロス円などは確りと推移しました。
日銀の政策発表直後は「噂で買って事実で売る」というやつでしょうか。
一瞬円高に走ってびっくりしましたが・・・。
こういう瞬間のブレについて行っては駄目。改めて実感。
逆に言うと、事実内容とセオリーとが逆に動いた場合、
そこを逆張りで攻めるのが正解なんですけれど、
なかなかその瞬間勇気がでないものです。
私もこの時モニターを見ていて、これは買いじゃないの?!と
クリックしそうになったのですが、度胸がなくて結局見送り。
地味なドル円でさえ、この時買っていれば高値まで50pipsは取れたし、
ポン様にいたっては、その後の支援材料含みで考えると200pips取れたのに。
これがまさしく「タラレバトーク」ね。

ポン様は今日もハッスルハッスルで、夕方の雇用統計とBOE議事録で噴火の様相。

BOE議事録は9対0で政策金利と資産買い入れ枠を据え置きが確認されたものの
一部のメンバーがCPIの上振れリスクが高まっていると考えていることが明らかに。

2月雇用統計では失業率が 4.9%と前回5%予想5%からわずかながら好転。
よくよく考えてみると些細なニュースよね。この総悲観の地合いで
雇用の改善が見られたっていうのは大きな材料なのかもしれませんが、
こんなにはしゃぐほどの数字なのかな?
これまでの総悲観で売られすぎとなっていた分が買い戻されているんでしょうね。
売りの手仕舞いだけでも騰がる。
次に下げるなら、ちょっと上げてからじゃないと下げられない振り子の原理。
やっぱりポン様は戻ったら売りたい。
クロス円138円くらいまでの戻りは想定していましたが、139円まで戻るか。
こうなったら140円大台くらいは目指すのかもしれませんね。
140円台に入ったらドカンと売りたい。

ポンド弱気の材料は今更取り上げるまでもないですが、財政問題はじめ
5月の総選挙は与党と野党どちらが政権を取ったにしても
「少数与党政権」になる公算が大きいとみられており、
そうなると政策の執行が困難になるといわれています。
金融・財政政策も混乱の中でスムーズに執行されないとなれば
これはやはりポンドにとっては売り要因でしょうね。

また15-16日のEU・ギリシャ問題デットラインをなんとなくやり過ごしたおかげで
ユーロも買い戻されています。別になにか大きく問題解決の進展が見られたわけでも
なさそうですが、なんとなく何事もなく・・・・?
ユーロネガティブに飽きてここからもう一段売るにももっとインパクトのある
問題が起きなくては下げられないようなムードになってきたようです。
コチラもポンドと一緒で買い戻されるだけで戻っていきますので
暫くはロングスタンスでも取れるかもしれませんが、超短期で手仕舞うべし。

このところ注目が高まってきているのがカナダ。

ドルカナダは1.01CAD台前半まで下落してパリティ目前
これは2008年7月以来の安値水準です。何故にこれだけカナダが強含んできた?
やはり豪ドルと同じ括りということでしょうか。資源国としての注目です。

フラハティ・カナダ財務相は「カナダドルには上昇圧力がある」
「輸出業者はカナダドル高を扱うことを学習している」などと発言しています。
これって通貨高容認?!
BOCは6月まで金利を0.25%で据え置くことを表明していますが、その後、7月にも
利上げを行うのではとの期待感が台頭しているようですね。
豪ドルが買われすぎて買いにくい水準にあるときはカナダドルに目を向けても
面白いのかもしれません。皆がそうやって考えるから最近上がっているんでしょうけど。

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