今日午前中のドル円・クロス円の上昇にはびっくり。
騙されたという向きも多いのでは?
昼過ぎから再度下落開始で上昇分は全て削ぎ落とされました。
まだ先週の雇用統計までの円安の調整は済んでいないと
いう判断でいいのかしら・・・。
押し目を待っていたりすると、
今日のような上昇についていきたくなりますよね。
危ない危ない・・・。
久しぶりにくりっく365の個人投資家のポジション動向です。
売り建玉 買い建玉
ドル円 243086 190023
ユーロ円 31475 57068
ポンド円 32583 49024
豪ドル円 86304 94646
わぉ。ドル円ちゃんと売ってますね。
逆張りで入った方が多いのかな?上手いですね。
ユーロ円やポンド円が買いポジションの方が多いっていうのは
ちょっと意外です。確かに昨今のリスク選好ムードに
クロス円をロングしたい気持ちはわかるのですが、
欧州通貨はまだまだロングで攻めるのは怖いでしょ・・・。
この買いに投げが入る時の下落は大きいかもしれませんね。
あくまでくりっくポジションから全体の傾向を推測したら、の話ですが。
そしてもっと意外なのは、あれほどロングに偏っていた
オージー円のロングとショートのバランスが拮抗してきたこと。
やはりここからの一段高には疑問なんでしょうか。
しかし、オージーに関しては値頃で判断は禁物なような気が・・・。
ということで、このポジション動向、売りが嵩めば嵩むほどに
上昇の可能性が強まるものと考えます。
リーマン前の100円というのも考えられるんじゃないかなぁ。
とはいえ、ココから買う勇気もなく、
押したらもっと深い押しになりそうで
それはそれで買えず、という弱腰な私。
偉そうにこんな分析する資格なんかないわね。
この高値を買ってから言え!って声が聞こえるわ。
うーん、勘弁してください。
今日のメモ書き
昨晩のFOMC議事録
「景気見通し悪化かインフレ基調一段と低下なら」と条件つきで
「長期間の低金利かなりの期間続く可能性」を指摘。
これで金融引き締め観測が後退。
「基調的インフレが抑制され続ける公算が大きい」
などインフレ懸念の後退と受け止められる声明もありハト派敵内容。
これは目先のドル弱気材料かな?
今日の日銀の金融政策決定会合。
誰も期待も注目もしていない中で金利据え置き0.1%。
これはもちろんマーケットへのインパクトはなし?!
NZのイングリッシュ財務相
「NZドル安を望む」と発言。
NZドル/ドルが売られましたが、NZ円は影響なし。
ちなみにくりっく365の個人ポジション
NZドル円 S 9772 L32309
おっとオージー円よりも凄まじいボリュームのLポジション!
この歪みは怖いわね・・・・。
だって、資源国でもなんでもないのよ。
政策金利は2.5%。
そりゃオージーに次いで高いけど。(南ア除く)
ちなみに中央銀行のボラード総裁も折にふれて
キウイ高が困るような発言を繰り返していますよね。
ストレート通貨では反応してもクロス円で反応薄なのは
日本の個人の腰を据えたロングのロング保有があるから。
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