今日のバーナンキ氏議会証言で金利政策について言及があるらしいという噂はメドレーレポートが発端でのお騒がせだったようですね。
詳しくはYMTV「まる金のここがポイント」
T&Cフィナンシャルリサーチの荻野金男さんの解説を。
しかし、荻野さんによりますとメドレーレポートはもうメドレーさんは書いてない。実際に書いているのは日本人だったりするとか。
年間700~800万円もする高価なレポートですが
2.3年前にメドレーは会社を売却してしまっているということです。
ですからもう神通力はないはずなのに、、、、。
議会証言が始まってから多少為替市場のボラは上がっていますが、
かといって一方向に大きく走る風でもないですね。
ポンドドルが強いってことぐらいでしょうか・・・。
またなぜ先週末、EUが電話会議なんかでギリシャへの融資を決めたのか。
これまでも幾度もEUの要人達は顔を合わせて支援策を話合っているはずですが
なぜあのタイミング?なぜ電話会合を受けての決定なのか?
皆さん不思議に思いません?
この裏にはこんなことが・・・。
ギリシャの富裕層が100憶ユーロくらい海外に資金を持ち出してしまい
これに困った4大銀行が政府に資金融資を要請した。
これが8日のこと。これでEUは緊急に電話会議なんかで
具体的支援の決定に踏み切らざるを得なかった。
ということのようです。
しかも、EU各国の支援の比率(どの国がいくら出すのか)って詳細は
まだ決められておらず、これでまた揉めるのでは?と見られています。
基本的にはECBの出資額によって決まるとされていますが、
ドイツ28%、フランス21%、イタリア18%、オランダ6%、スペイン12%
などとなっているのですが、イタリアやスペインは自分のところも危ないのに、、、
ということで大筋合意とはいえ、まだまだ分かりません・・・。
ということで、ユーロは上昇していますが、大底をつけたとは考えにくい。
え?ポジショントークかしら(笑)
議会証言の内容が明らかになってきました。
ロイター記事によると
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は14日、上下両院合同経済委員会で証言し、特に建設部門の弱さなどにより米経済は引き続き圧迫を受けていると述べた。
バーナンキ議長は証言原稿では、政策金利について短期的な見通しや「長期間」低水準に維持するとの方針には言及せず、さらなる成長の阻害要因を中心に説明した。
ということで、ドル売りが加速しているようです。
ユーロが買い戻されてる。。。。ポンドドルでもポンドが一段高。
ドルカナダはパリティ割れから反騰することなくそのままカナダ買が継続していますね。
ドル円はというと、かといってそれほどドル売りという感じでもないみたい。
93円を割り込むような下落にはつながっていません。
荻野さんの話だと外国勢は完全にドル円を押し目買いスタンスに
切り替えているようですから、あまり積極的に円高を想定しないほうが
いいみたいです。最近のチャートを眺めていると93円割ったら買でしょ。
次に割ったら買う!!
だからユーロドルはショートで耐えてて問題ないと思うんだけどなー。
なかなか下がらないですね・・・。