2010年4月23日金曜日

ユーロドル下がりました。トリプル底での反騰なるか?
1.330を割り込んでいます。ここで反発できなかったら崩落する・・・。

またしてもギリシャ。どんなにウンザリしようとも、飽きたと吠えても
まだまだネタは豊富に眠っているようですねぇ。
EUが今日発表したところによると
「2009年のギリシャの財政赤字はGDP比13.6%」

え?増えてる?

たしか2月にギリシャ自身が発表した数字は12.7%でしたよね。
2009年、昨年の赤字だからこの2ヶ月でそんなに拡大するわけないのですが。
ギリシャが出す数字はそもそも信用ならないってことでしょうか。

それからドイツとギリシャの10年物国債のスプレッドが
550bpまで拡大したというニュースも重石だそうですが、
この10年モノ国債のスプレッドは毎日のように拡大して更新続けてますので
このところはこれに反応するのに飽きていたくらいですが、
流石にギリシャが赤字額を適当に発表していたってニュースは
売らざるを得ないインパクトだったようです。

さてここから。このレベルを支えられずに落ちるようなら売りですが、
一旦止まると見るなら逆張りで買い場。どっちでしょう。
短期勝負なら買ってみても面白いところかな。
1.3295で軽く拾ってみました。
大局ではユーロはまだまだ下がると思っていますが、
売り方の利食いがでるならこういうポイントでしょ。
買戻しの上昇が若干期待できると見てのロングです。
わかりやすい節目ですので。
ただし、本来のスタンスと異なるポジションですので超短期です。
ボリンジャーのバンドの中心位まで戻れば十分。

そのころにはまた何かユーロネガティブ材料がでるはず・・・・。

さて今日は格付け会社フィッチが日本に矛先を向けてきた。
「日本の信用力のリスクは債務の増加」などと今更言われなくてもな
懸念を表明してくださったようですが、反応は薄いですね。
30pipsくらい円安になったのかな?
いかに日本のニュースがマーケットへのインパクトにならないかが
確認出来たような気がします。ギリシャのようなリスクのある国ではないですし、
周知の事実を改めて取り上げてみたところで
そう簡単にクラッシュするワケがないということでしょうけれど、
それ以前に、眼中にないだけだってりもするのかな、と寂しくなったりします。
まだ民主党のデフレ脱却~議連の購買力平価120円を云々のニュースのほうが
材料視されたところにも、日本の政治が外国勢からみればちっとも分からない、
(興味がない)ってことのあらわれなんじゃないかしら・・・・。

そうそう、今日のフィッチのニュースで思い出したけど、
藤巻達史さんという方が年内に怒涛の日本売りがやってくると
どこかの週刊誌に書いてましたが、、、、
年内はないにしても、いつかそんな日が来るんでしょうか?
(私はそんなことはないと思ってますけど)
ちょっと探したらWEB上でも・・・・。(201X年になってますね)

日経平均株価はリーマン・ショック時に付けた 7000円を大きく割り込み、円もたたき売られて1ドル=200円台に暴落するという。投資家には 「米国株などに分散投資した方がいい」とアドバイスする。

 201X年、月初に行われる10年国債の入札。政府が財政再建への道筋をつけられず、借金だけが膨らんでいく状況に、市場では「財政破綻」への不安が強まっていた。そしてついに、金融機関などからの国債の応札が国の売り出し量を大幅に下回る事態を招く。
買い手がほとんどいなくなった日本国債は債券市場で暴落し、金利は急上昇。日本という国の信頼が大きく損なわれたことを受けて、通貨である円も暴落、1ドル=200円台まで円安が進んだ。当然、日本株も売り浴びせられ、2008年秋のリーマン・ショックよりもひどい状況に陥った。
 円、日本株、国債のトリプル暴落が続き、国内経済は真っ暗闇に。

ドル円はまだモヤモヤ揉み合い中。
目先の動きは分かりませんが、私も大局では円安を見ています。
200円はないと思いますが、97~8円くらいまでは年内に。

まずは短期的にユーロドルの上昇に賭けてオヤスミなさい。
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