今日もマーケットはボラタイル・・・
昨日、明日のギリシャ国債の償還までは材料難で地味な動きじゃないか、なんてブログを書いて早めに休んでしまったのですが、
とーんでもなかった。
今度はドイツ発での波乱です。ドイツショック。。。ショックと呼ぶほどのものではないかもしれませんが、この脆弱な環境にあって何故このタイミングでそれを言う!?と個人投資家の総ツッコミが入ったものと思います(私だけ?)
※独政府によるネイキッド・ショート・セリング
重要金融機関10社の株式・EU圏国債、国債CDSの空売り禁止
これについて今日のYMTVではT&Cフィナンシャルリサーチの荻野金男さんに
お話を伺っています。荻野さんによると、市場機能の最も重要なポイントは
売買が自由に執行できることであり、これをヘッジ・実需目的に規制するというのは
その間に立つマーケットメイカーを排除することであり、実需の間に立って
流動性を供給するプレーヤーが消えた場合価格が不安定になり、
非効率な市場となってしまうそうです。
これによって何故ユーロが売られたかというと、
株、国債、CDSなどに規制が入るということで、
規制がなく流動性がある為替市場へシフトする動きだったようで、
昨日は新たにユーロ売りが入ったようです。
(月・火でマクロ系は殆どのユーロ売りを買戻していたそうですが、再度売ってきたとか)
壱時も眠れない相場ですが、これが、今日仕事を終えて帰宅してみたら
今度はユーロ急騰です。落ち着く暇がありません。
ユーロスイスのチャートが偉いことになっていたのでスイスの介入がキッカケで
ユーロ買いかと連想が働いたのですが、その後でた報道では
なんとギリシャがユーロ離脱のウワサが走ったとか。。。
酷いウワサ。誰がこの相場をかき回して儲けているのでしょうか?!
こんなウワサでユーロ急伸って・・・
皆、もうちょっと冷静になりましょうよ、とつぶやく。
つぶやくといえばマーケット大波乱でTwitterも重くてつながりにくいですね、最近。
皆つぶやきまくっているんでしょうか。
荻野さんの今日の話では、
為替市場のディーラー達というのは
何か材料が出たときに考えている暇などなく、瞬時に売買に走るため
(ニュースを良く確認せず動ことで)
とんでもない動きと(逆走する)なることがよくあるそうなんです。
先日のECBによる国債買い入れの報道が出たときのユーロ高は
ECBによる介入が国債ではなくユーロ(為替市場)に入るものとの勘違いから
瞬間猛烈なユーロ買いが入ってユーロが急騰したのですが、
すぐにこれが国債の話だとわかって
ドテン売りに転じたという動きだったようです。
こういうのって如何にも為替市場(ディーラー)らしい動きなんですって。
ともかく今日の荻野さんの話も、
ニュースでは解説されない真相に迫る解説が盛りだくさんで
私は驚いてばかり。IMFの実体ってなんだと思います?!
荻野さんの番組は今回から会員限定コンテンツとなってしまったので
ここにその真相はかけないのですが、
私が考えているようなものとは違うようです。
ユーロを巡る問題について詳しく解説をいただいており、
今後の見通しも伺っています。
興味のあるかたは是非会員に(笑)
さて、私はオージー円が77円台にまで下がったら買いたいと思っておりましたので
随分前から77.65円で指値をして放っておきました。
それが今日帰宅してみたら注文がHITしちゃってるじゃありませんか!
しかも、、、下がり続けていて止まる様子が見られません・・・。
このままストップ注文まで下がって串刺しの刑?!
ユーロが急騰し、オージーが下げどまらない。。。。
ユーロオージーのチャートを確認してみると、物凄い形状。
これまでユーロオージーは長期間下落を続けていたのですが
明らかに物凄い勢いでショートカバーが入っているものと思われます。
溜まりに溜まったショートが買い戻される時ってこんな暴騰を演じるんだわ・・・。
これに比べればまだ今日のユーロドルなんてかわいいものです。
あ、荻野さん曰くユーロはまだまだ問題を孕んでいるので
戻り売り継続だそうですよ。
そして、オージーはあまりにロングが溜まりすぎていた。
これが今回の下落でどんどん投げさせられているわけですね。
ギリシャがユーロ離脱のウワサは当局者に否定されましたが
オージーの投げが止まりません。
5日の安値に迫る安値は覚悟していたので77円台での
買い注文を出しておいたのですが
この安値を割り込むことになろうとは思いもよりませんでした。
やはりポジションの偏りは怖いですね。
しかし、今日はオージーにとってはドラスティックな動きとなっていますが、
オーストラリアの政策金利は4.5%もの高金利。
ユーロは1%。必ずどこかでこのスワップ魅力でオージーに買は戻るはず。
今日のマーケットトレンドブログにも書きましたが、
JM社のプラチナ見通しは今後半年で2000ドルの高値まで想定しており
これは中国はじめ世界の景気回復が続くことを前提にしています。
マーケットトレンド「JM社プラチナレポートから読む景気回復」
やはりオージーは買い場探し、ユーロは売り場探しに違いないと見ていますが、
如何せん、買い注文が高すぎた。まさか76円台まで落ちるとは。
アストロロジーの重要変化日があらゆるマーケットにおいて重なる今週、
このドラスティックな今晩の動きが底になるというシナリオもあるとおもうのですが
どうでしょう?!ポジショントークかな。
というわけでオージー円、140pipもやられているのにまだ投げてません。
どこまで粘れるかしら・・・・
もしかして今日も寝れなくなっちゃうの?!(笑)
皆さんの健闘も祈っています。