2010年5月18日火曜日

今日は地味ながらユーロが反発基調。
ギリシャが今日、EUから145億ユーロを受け取ったとの報道があり、
皆が関心を寄せている明日の国債大量償還が
無事通過するとの期待も出たようです。
反発してみて冷静にチャートを眺めてみると、
さすがに一定の戻りがあってもいい頃に
見えてくるもので・・・。いえ、これまでも
何度そういう局面で裏切られて下げ続けてきたか(笑)

ユーロはやはり明日の国債償還をどうこなすかに注目。
償還出来ないなんてことはありえないので、
経過を見るまでもないという声もありますが・・・。
何事もなければ目先のリスク後退でユーロに大きな
ショートカバーが入る可能性も十分に考えられ、
となると、今からこっそりとロングを仕込むのもアリ?!
いいや、その勇気はないです・・・。

また今日はドル円クロス円が午後から急伸する局面がありましたが
長続きせず。やはりまだトレンドが形成されるような
落ち着きを取り戻したわけではないんですよね。

この相場でファンダメンタルはあまり関係がないのですけれど、
一応今日の主要なところをさらっておくと
5月の独ZEW景況感調査は事前予想の47を下回る45.8。
4月の英CPI消費者物価指数は前年比3.7%と事前予想の
3.5%を上回り、08年11月以来の高水準。ところが、キング総裁は
「インフレ率は1年以内にターゲットに回帰する可能性が高い」と
財務省への書簡に記したとしたことで、ポンドは売られる展開に。

米国は、4月生産者物価指数、住宅着工件数などの重要指標。
住宅着工は前月比5.83%とそれなりに好調
しかし建築許可が・・・ずいぶん落ちました。前回が68.5万件、
今回予想が68万のところ60.6万件になっちゃった。

しかし、どれもこれもマーケットにインパクトとはならず。
やはりまだまだユーロを巡る信用問題をテーマに動く相場。
その意味でやはり明日の償還が最大の関心を集めているのでしょう。
ということで、それまでは動かずモミモミが続くのかも・・・。
ここからのデイトレには妙味も薄そうです。
というわけでおやすみなさい。
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