2010年5月26日水曜日

まだ下げるのか・・・。
日経平均は約半年ぶりに9500円を割り込みました。
現在日経先物は9200円をつけた模様。

為替市場も奈落の底が見えなくなってきた。
ユーロドルは再び1.200割れで先週の安値を目指す展開。
ユーロ円は先週の安値を下回り108.85円に沈みました。
このレベルは9年前の2001年11月以来の水準です。

アストロロジーで言われる重要変化日は、
変化日とされる日の前後3円業日に転換すると言われていますが、
それを考慮すると、今日火曜あたりまでなんですよね。
つまり、そろそろ、いい加減転換すると思うのです。

今週に入って月・火曜とダメ押しの下落に見舞われ、
いよいよ総悲観ってムードになってきたような気がしません?!

しかしながら、このダラダラとした下落局面で本邦個人投資家の
逆張りの買いが相当入っており、この個人のロングが
投げさせられるようなドラスティックな下落、
要するにセリングクライマックスね、これががない限り
上がらないなんて分析もあります。

でも一方では為替市場においても流動性が激減しており、
ファンド勢も本邦個人投資家のロングを狙って仕掛けてくるほどの
元気はないんじゃないか、なんて声も。

特に今日の下落はそもそもの欧州ソブリンリスク問題に加え、
久しぶりに「地政学リスクの高まり」が材料視されたようで、
だとするなら、ちょっと今日の下落はやりすぎだったってことに
なるんじゃないかという見方もできません?

地政学リスクというのは北朝鮮魚雷による韓国哨戒艦沈没事件を
受けて、米政府が北朝鮮政策の見直しを関係省庁に指示したとする声明を発表。
制裁措置が取られる可能性が出てきたこととに加えて韓国
李明博大統領が北朝鮮が今後領海侵犯を続けるなら、
直ちに自衛権を発動すると述べるなど緊張が高まりました。
これに対して北朝鮮、金正日総書記が朝鮮人民軍と全民間予備兵力、
保安機関に戦闘態勢突入を命じたとの報道が。

こうした緊張からただでさえリスク回避相場なのに
一層のキャッシュ化が進んだと見られ、何故か安全資産と見られている
円が買われ、ドルが買われ・・・。
「有事のドル買い」の面目躍如的流れね。

しかし、中国が上海万博を開催するその隣で
にわかに戦闘が始まるとは考えにくく、欧州問題での下落も
相当今回の下落に織り込まれたんじゃないか、という気もいたします。

というわけで。ちょっと打診買いしてみようか。
そんな気分。

何を狙う?!

オージーですね。ユーロはヘッジファンド勢が他での損失を
ユーロ相場で補填しようと躍起になっているような気がして
まだまだ危ない。彼らのターゲットは間違いなく
1.2000割れ以下にあるでしょう?!(思い込みかもしれませんが)

ポンドは巨額の財政赤字問題が懸念されますし、ファンド勢が
ユーロが安くて売れなくなったらポンドにシフトしてきそうですし。

キウイに買う材料なし。
ドル円が固いのかもしれませんが、あまりにボラが低くて
食指が動きません。

というかなり素人目線でのセレクトですが、
この相場で売り込まれている商品もそろそろ転換するなら
やはりオージーから買い戻されるんじゃないかと思っています。

今晩のダウ平均、いきなり200ドル超えの下落からスタート、
スペインの銀行にトラブル発生の噂など、
まだまだ不安渦巻いていますが、奈落にもちゃんと底は存在しますしね。
というわけでオージー円72.88円で買ってみました。
・・・そう簡単に行くとは思っていませんが・・・

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