さてここからが正念場。
先週のショック安からのリバウンドの高値まで
戻ってきました。私がロングしたオージー円は75.50円が
目先の目標でしたが、ここを少しばかり超えて現在調整中。
このまま大底に賭けて上昇継続とみてポジション保有するか、
一旦利食うべきポイントか悩むところ・・・。
でも、もう一度ふるい落としがあっても不思議はなく、
あまり一方向に期待を傾けすぎるのも良くないと判断して、
まずは74.82円で半分仕切ってしまいました。
75.80円まで高値があったので、高値から1円も下ですが・・・・。
実はちょっと高値からの調整のスピードが早くてビビリ切りです(笑)
しかしながら、気持ちの半分はもう大底つけたというシナリオが
棄てきれず、2分の1ポジションを残したわけです。
今後も先週の安値まで迫る下げがあるようなら
買いを増やしていきたいと考えています。
しかし、、、日本の個人投資家は逆バリ派好きと言いますが、
株式市場においても信用買い残が6週連続して増加しているとのこと、
日経平均が1万円割れの水準まで下がっている過程においては
個人も相当な忍耐が強いられていることと思います。
為替市場でもクロス円、特に今回の下落がキツイ豪ドルなんかでも
ロングが一向に減少していないことを考えると、これらを一掃するような
強烈な売り仕掛けにも相当なエネルギーが必要であろうと思われます。
流動性は低下していると聞きますし(正確には分かりませんが)
そんなに力を持て余しているようなファンド勢もいないんじゃないかと・・・。
(と、もう下がらないんじゃないかのポジショントーク。)
今日どこかで目にしたニュースだと、北朝鮮が韓国との全ての関係を
断絶すると発表と報じた事で円売りとなったの解説が。
その前に目にしたソースでは
「地政学リスクの高まりで、リスク回避で安全資産である円買に」
なんて解説があったかと思うのですが、まあ、その時の地合いによって
どうにでも解説できちゃうわけですね。
結局、解説は全て結果であって、それが正解ではないってことです。
だから何か事件が起こったとき(金融破綻、国のデフォルト、戦争などなど)
どの通貨がどんな動きを見せるかなんて、
その時の世界の投資家のポジションが
どのように偏っていたかによってアクションが違ってくる。
事前に教科書的な予測があっても、それが決してその通りに動くとは
限らないってことですよね。
勿論、かといってそういうことを想定してシナリオを組み立てることは
決して無駄なこととは思いませんけれど。正解はないだけで。
肝要なのは、今誰がどれだけ何に資金を傾けているのか。
有事の際に起きるのはキャッシュ化ですが、
資金が逆流すると考えればいいのですけれど、、、、。
北朝鮮問題への懸念が円にとって売りなのか買なのかを判断するのは
かなり難しいです。ギリシャ発の欧州不安なら円は買いでしたが、
北朝鮮問題だとまさに「地政学的な懸念」から
円は売られる方向なのでしょうか・・・?!
昨日は「ECBが0.50%の緊急利下げを行なう」なんて噂も出たりして
まだまだ変な相場が続くのかもしれませんが、
クロス円はここから押し目を拾ってじっくり上がるのを
待ちたいと思います。
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