2010年6月10日木曜日

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ダウ平均が1万ドル台を回復する上昇を見せています。
ユーロドルも1.200ドル台を回復、クロス円も軒並み上昇中。
・・・ドル円は動かない。
91.50を挟んでせいぜい上下20銭程度を行ったり来たり。
ドル円はトレード妙味ないですねぇ・・・。
いや、レバレッジを上げてこのレンジで細かく
逆張りで取るというやり方もあるか。
これはスキャルピングに近いですが、どう動くかわからない
ポン様なんかに振り回されるくらいなら、
その方が手堅く取れるという考え方もありますね。

昨日ポン様にターゲットを絞って売ってみたいと書きましたが、
ダウの回復とともにリスク選好相場が戻ってくるなら
しばらく売りは危険かもしれないと考え直している次第。
イギリスにソブリンリスクが飛び火してくる可能性を
十分に意識しながらも、売られすぎの反動での戻り途中で
参戦すべきではないですね。しかし昨日のイギリスの財政が
恐ろしいほどに悪化しているとして騒いだ弱気相場は
一体なんだったのか,,,,のポン様上昇。
この節操のなさが怖いところでもあり魅力でもあります(笑)

今日の日経平均は年初来安値更新の冴えない動きだったのですが、
その後の上海市場で総合指数が前日比2.8%の上昇となり、
これが地合いの好転に一役買っていそうですね。
中国証券監督管理委員会が、中国四大商業銀行で唯一
非上場だった中国農業銀行の上海・香港市場への上場を承認、
銀行株を中心に株式相場が急上昇となりました。
これによる上海・香港市場での調達資金額は約2兆7000億円前後に
なると見られ、世界最大の新規公開銘柄とされています。
ただし、足元の株式相場の低迷で資金調達額が減らされるとの見方や、
7月にも実現すると見られていた上場が延期されるとの見方も出ていたため、
今日はこの大型上場に向けたテコ入れで
当局が買いをいれたのでは、という思惑も広がったようです。
本当に当局が買いを入れているのだとしたら、
それはそれは派手なご祝儀相場となるのかな、
なんてぼんやり考えていたりします。真相はわかりませんが、、、。

そしてダウが1万ドル台を回復しているのですが、
今日このままこの大台を守れるかどうかに注目です。
1万ドルを挟んで揉み合う可能性もありますが、個人的にはいよいよ
今回のショックでの大底は見たとの確信を強めているところ。
となれば日本株もこのレベルは買いだと思うのですけれどね、
円高が頭を押さえるのかなぁ・・・・?

というわけで、やっぱりクロス円の押し目買いでいいと思うのですが、
ポンド円なんかは財政問題関連のニュースが出る度に
雪崩が起こりそうな予感。
ユーロ円もユーロドルが戻っているのはあくまでショートカバー、
一定の戻りがあれば再び売り直されるリスクがプンプン匂うのでなし!
となるとオージー、キウイ、カナダあたりが狙い目かしら?

明日はNZの政策金利の発表があります。
市場では0.25%引き上げで2.75%にするとの予測が大勢。
利上げに踏み切れは2007年7月以降、実に3年ぶりの利上げになります。
ひさしびりにキウイ円のチャートを見てみますと、なんと昨年10月くらいから
半年以上、キウイ円は60円~69円のレンジを行ったり来たりしているんですね。
今回のソブリンショックでは60円を割り込んでいますので、レンジ下放れのリスクも
感じさせましたが、これから利上げが期待されている通貨ですし、このままダウが
回復していくようであれば、下に抜ける可能性は低下したものと思います。
現在61円ローの水準ですもの、69円のレンジ上限まで狙っても、十分妙味ある
底値圏、買うならキウイ円も面白そうです。
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