2010年7月8日木曜日

ドル円弱いですねぇ・・・・。
今日は87円割り込んじゃう?!とハラハラしましたが、
かろうじて大台は死守したようです。
かといって反発力も弱く、30銭程度しか戻っていない。
なんでしょう、この弱さ。

今日ある方のレポートを読んでいたら、
大口の売りが断続的に出ている可能性に言及していました。
しかし、それが一向に市場では話題に登らない。
つまり、バレたらマズイというような口外厳禁玉が出ているのでは?
というものでした。私にはそれがどこか検討がつきませんが、
分かる人には分かるビッグネームである可能性が大きいとか。
・・・・明日だいまんさんに聞いてみようっと。

ドルを売らなくちゃいけない理由があるビッグネームってのは
私の頭では大手輸出筋ぐらいしか思い浮かばないのですが
もしそうであるのなら、いいコストで全然売れてなくて、
こんな円高水準でも戻ったら取り合えず売らなくちゃいけないという
実需筋がいて、頭を押さえちゃっている相場ということになります。
ユーロ円が重いのも然りか。

くりっく365のポジションを見ると個人はドルロングに傾いているのに
(ショートポジの6倍ロングとなっています)
IMMポジションでみると6/29週では投機筋は円ロングです。
実需・投機VS個人 ってな構図になっちゃってるのかな??

どうもこのレベルで底入れするとは考えにくく、
もう一段安、、、85円割れの水準は
覚悟しておいたほうがいいようなムードです。

しかし、クロス円はドル円につられて崩れていないのは
ストレート通貨が堅調だから。
ユーロドルの腰が強いのをはじめ、ポンドドル、オージードルなどで
ドル安なため、クロス円は意外に踏ん張って反騰しちゃったりしてる。
こういう相場では何を狙ったら解りやすいのかしら・・・・。
ユーロドルは日足で逆三尊形成に見えて目先とても強そうに見えるのですが、
これがユーロ復調の兆しというわけではなく、あくまで6ヶ月連続陰線という
下落相場に対してのショートカバー。いつまたユーロネガティブがテーマとなって
売り込まれる日が訪れるかと思うとちょっと怖くて買えないでいます。

ブルームバーグにはこんな記事も。
「ユーロの最悪期はこれから、ドルと等価に接近へ-為替予測首位のTD」

ユーロがパリティ目指して売られるって説はまだ消えてないの。
私も同感です。ただ、半年かけて膨らんだユーロのショートカバーが
どこまで入るかは検討がつかず、戻り高値も予測不能。
値ごろで売ると踏み上げられそうよね。

このところのマーケットで気持ちが悪いニュースは
中国が日本国債を買っているというのが明らかになって
大騒ぎしてみたと思ったら、
中国国家外貨管理局が外貨準備について
「金への投資は制限があり主要な投資対象ではない」と発表してみたりして
中国の影響でこれまでの定石通りには動かなくなってきつつあること。
株価が冴えずリスク回避の流れなら金には好材料で資金流入となっていたのですが、
今回金価格もまさかの1200ドル割れの急落。
先月1260ドル台まで上げて史上最高値更新していたのに!!
中国のせいとは言いませんが、心理的にかなり影響しているんじゃない?
でも面白いのは誰もこの発表を額面通りに捉えていないということ。
Twitterでも
「口先なんとかでしょうか?」
「口先ではそんな風に言っといて裏では買うつもりなんでしょうかね」
「値段下げといてドサっと買い込むのかも」
なんてリツイートがありました(笑)
リツイートはこちら☞ http://twitter.com/#replies
私のツイートはこれ☞ http://twitter.com/hirokoFR

しかし、中国。
鉄鉱石輸入のペースは落ちているようで
景気成長が鈍化している気配も見られますが、
膨大な外貨準備の使い道ひとつで
マーケットに与える影響が甚大であることが再確認できました。
日本株買って!なんて。

ちょっと今次の手が思い浮かびません。
ドル円はもう一段安、ユーロドルもう一段高の可能性が大きいとは
思うのですが、ここから参入の勇気がなくて。
明日はECB理事会があったりします。
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