昨日とても弱気なblogを書いてから寝たのですが、
起きてビックリ!上がってるじゃないですか・・・。
3時くらいから基調が転換したみたいですね。
ニュースを探ると
米大手資産運用会社ステート・ストリートの
予想を上回る業績見通しが出たことで投資家心理が改善、
NYダウが10000ドルの大台を回復したことがキッカケだったようです。
また昨日は欧州銀行監督者委員会が、
銀行91行を対象にストレステストを実施していると発表。
結果を7月23日に全体および銀行ごとに開示するとしたことからも
リスクオンムードを高めたとのだとか。
このところグダグダな相場になっていたので、
こういう上昇を見るとすわ底入れか?と期待も高まるところではありますが、
なんだかその、コツンという音がまだ聞こえていないようにも思えて
底入れの確信が持てないでおります。
でも、コツンなんて音がしなくてもグダグダ揉みあってなんとなく底入れする
パターンもありますので、トレンド転換したのかもしれないし・・・。
今日のFOREXRADIOでのだいまんさん、大塚さんとの話では
これから迎える企業決算発表が良くてダウがこのまま上がれば
ドル円も上がるだろうけれど、目先は強いとは言えず、
しばらくはまだ揉み合い相場が続くのでは・・・・といった見方。
特にクロス円の日足チャートは一目の分厚い雲が上値を抑えるだろう
格好に位置しており、戻りは売りでいいような気もします。
しかしここから2番底を探るような酷い下落はなくなったものと
見ています。売りで仕掛けてもあまり欲張らずに利食い千人力で。
ただ、クロス円は雲に阻まれて頭重く見えるのですが、
ドル円は一旦90円台くらいまでは戻るようにもみえて
買いでもイケそうな気がするのですが・・・・。
とかなんとか、考えに整理がつかずまだピタリと
先が見えてこないため、まだ様子見かなぁ。
ユーロ円の輸出業者の社内レートがこれまで120~125円くらいに
設定されていたものが、このところの円高で見直され、
110~115円くらいに引き下げられるとのニュースも。
輸出筋はまだまだ予約が取れていないといった話ですし、
となると115円くらいまで戻れば売りが入ってきちゃうのかな、
なんて。思ったり。となるとドル円も弱くなるとだいまんさん。
詳しくはFOREXRADIOで。
今日の個別材料では東京時間に出た
豪6月雇用統計、雇用者数変化は4.59万人と事前予想の1.5万人
前回の2.28万人を上回る好結果で、東京時間もリスク選好相場が継続しました。
一方、6月の英ハリファックス住宅価格が悪化、
鉱工業生産、さらに製造業生産高の前回4月分が共に下方修正され
ポンドは弱含み。そのイギリス中銀BOEは今晩
政策金利を0.50%に据え置き、
資産買い入れ枠の規模を2000億ポンドに維持することを決定。
またECB(欧州中銀)も政策金利を据え置きました。
その後の声明文が伝わってもあまりマーケットには
インパクトではなかった模様。
23日ストレステスト公表を控え無難にイベントをこなしたようです。
なんだか最近の相場って何を材料に何をテーマに動いているのか
分かりにくくて難しいです。地合いで動いている、、、
心理の変化で動いている感じですね。
これを言ってしまえばいつの相場でも詰まるところは
そこに帰結するものなのですが(笑)