2010年8月3日火曜日

今夜はドル安が加速していますね。
ユーロドルとかポンドドルのチャートが噴火してる!!

先週末はリスクオン相場の回帰を期待して
クロス円のレンジ上方ブレイクに着いて行こうなどと
思ってみていましたが、今のマーケット、主役はドルね。
クロス円狙いじゃ妙味薄だわ。
だって「ドル安」がテーマでドル円が円高となっちゃうから
クロス円もどうしてもドル円に連れて頭重くなっちゃう。
それでもストレートが強いから下げないですけどね。

先週、テーマが見当たらない、テーマがないのがテーマなどと
このところのマーケットが見えないことを
材料難のせいにしていたけど、
こうしてみると材料ははっきりしているじゃない。
「円高の終焉を確かめる相場」ってのは裏をかえせば
「ドル安の終焉を確かめる相場」ってことでもある。

ドル円とクロス円のチャートの形があまりにも違っているということは
主役が「円」ではなく、「ドル」だということに、
なぜ先週気がつけなかったのだろうと後悔中。
気がついていたらユーロかポンドを仕込んだでしょうに・・・。
と、お約束のタラレバ記述。今頃気がついてもなぁ。ーー
この角度で上がったユーロなんかを追いかけて買ったら
天井掴みになりそうよね。

今日は野田財務相が「政府は為替市場を注視している」と発言したことを受けて
ドル円が今日の安値である86円03銭から値を戻したという指摘もあるようです。
先週末金曜にアメリカのGDP速報値が2.4%と振るわなかったことを受けて
ドル円が86円台を割り込み年初来の安値を更新していますので、
市場は「介入」へ警戒していると見る向きもあります。
「注視している」ってのは直接的ではないですが、
一方で峰崎財務副大臣は
「為替の水準について、あれこれ言わない方がいい。」と言いながらも
「今日の段階では、それほど急速な円高は進んでいない。」と
思いっきり為替の水準に言及していたりして面白い。
発言の内容についてとやかく思うことはありませんが
さすがに85円台に突っ込んでくると、介入を意識しての
発言や思惑が出てきますね。

私はやっぱりこの8月にもドル円での円高の最終局面を迎えるような
気がしてならないし、それを裏返すとユーロドルが思わぬ水準まで
戻ってしまうってことにも繋がるので、ドル円を売るか
ユーロドルを買うか、そういう方向でシナリオを組み立てたいな、と
思っております。ただし、ポジションを取るタイミングは大事で、
思ったら吉日なんてことは絶対にない。といろいろな局面で
学習していますので、好機をじっくりと待ちます。
少なくとも今日はその方向に大きく動いてしまったので・・・・。


※メモ

特にポン様が気を吐いていますね。何故こんなに強い?!
1:英サンデータイムズ紙記事「英国は米国やユーロ圏、
日本よりも早い成長を見せるだろう」
2:英7月PMI製造業が予想57のところ結果57.3の好結果
3:HSBCホールディングスの2010年上半期決算がアナリスト予想を上回る
4:ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが318の支店を
スペインのサンタンデールに売却するとの未確認報道。
(ポンド買いユーロ売り材料?)

それなりに材料があったのね。
今は流れに乗るべし?!

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