東京時間のボラの低さと言ったら・・・・
お盆を跨いだ今週も夏休み中って方も多いようですから
今週も東京時間は動かないのかもしれません。
しかし、欧州時間に入った途端に動き出しました。
海外時間は容赦なく動きます。
ドル円は再度85円割れを試すのだろうか?
というような円高進行となっています。
やはり先週の15年ぶりの円高水準までの円高局面で、ドラマが終わったと
見る向きは少なく(というか、皆が皆円高を予想していません?!)
今週も底がどこなのか確認する相場の流れとなりそう。
今日の日本の4~6月期のGDP速報値はちょっとショックだったなー。
年率換算0・4%増って、前期1~3月期の4・4%増から比べると
大幅に伸びが鈍化してます。
一応3期連続プラスは保っているのですが・・・。
これを受けて株は売られ、、、。
といいますか、株式市場もなんという静けさ。
やっぱりまだ夏休みの人が多いんだよね、、そうであってくれ。
という関係者の声が。今日16日の東証1部の売買代金は
先週末比20%減の9094億円ということで、
なんと今年5番目の少なさに終わりました。
夏休みだよね?!
なんとも冴えない東京市場ですが、金融関係者の間には
「当局がこのまま何もしないわけにはいかない。
いずれ政策催促相場になる」(国内銀行)との声も。
臨時でとか緊急で緩和策を出すとなるとまた大変でしょうから、
先週の日銀の金融政策決定会合の時になにかやっておけば良かったのに。
少なくとも市場にはそれを期待(指摘)する声があった。
今回の円高の原因は円高じゃなくてドル安だという見方が大勢ですけれど、
それだけじゃなくて市場関係者が日本当局の足元みて試しに掛かっているという
気がしないでもないわよね。それが、催促相場です。挑発ともいう?!
それなのに今日、荒井経済財政担当相、
日銀総裁と菅直人首相との会談について
「近々この状況を踏まえて会談するというふうには聞いていない」
と述べるなど拍子抜け発言を・・・。
政府・日銀のトップ会談で追加緩和が検討されるとの見方が強まっていたのに
ハシゴを外されたみたいな気分よ。
キャプテンが当局には緊張感がないとおっしゃってましたが、
これでは本当に挑発相場が来そうだわ。
天邪鬼の私にとっては今のように皆が「ドル円はまだ円高にいく」
と声を揃えているのはどうしても気持ちが悪いのですが、
しかし、今日発表のくりっく365のドル円の
個人投資家のポジションを見るとドル円ロングがショートの倍以上あって、
「声」にはなっていないが底入れと見ている投資家も多いということも伺えます。
このロングが
ツイッター上ではどこかの業者さんのドル円のポジションの7割がロングだとの
つぶやきもありました。
罫線的には85円割れでWボトムとなるのでは?という見方もできますものね。
ですから
皆が円高と雁首揃えて言うから円安になる!!
と言うようなことも言えないわけです。買いもしっかり入っている。
もしかしたら、そうしたロングポジションが全て投げさせられるような
暴力的な挑発に合うかもしれないというわけですね。
でもここから円買いってのは勇気がいるなー。
私も取引はお休みかな。
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